スイス漆喰カルクウォールは高級感があり見た目も白く美しい唯一無二の塗り壁

外壁と言えばサイディングが主流です。

しかし、漆喰を外壁に選ぶと職人の手作業で仕上げられるので、唯一無二の外壁になります。

漆喰と言えば白色というイメージがありますが、白色のイメージは清潔でシンプルなため、どんな家にもマッチします。

また、周りの環境になじみやすいのも利点です。

白色は洋風、和風の家のどちらにも合いますが、特にスイス漆喰は白色が際立って見えるので、白くてキレイな洋風のお家を作りたい人にはピッタリです。

ふくろう君
イケダコーポレーションのスイス漆喰カルクウォールを外壁に選んだお家です。
りす男
スイスって聞くだけでなんだかワクワクしてしまうのは、りす男だけか?

イケダコーポレーションのスイス漆喰カルクウォールを外壁に施工

うさ子
スイス漆喰は白くて美しい外観に仕上がります。

漆喰は浄化作用があり、白さをある程度保ってくれる為、家の顔になる正面部分の外観にスイス漆喰を施工しました。

メンテナンス面でも、濡れた雑巾で拭くだけで汚れが取れますし、やはり白さを保ってくれるので、外壁が綺麗なことと、掃除がしやすいのが良い点です。

スイス漆喰とは

スイスアルプスの高純度の石灰石だけを原材料にして、伝統製法で作られるカルシウム純度91%の高品質な漆喰です。

石灰石とは

サンゴ礁やプランクトンなどが、長い年月をかけて蓄積したもので、これを焼くと「消石灰(水酸化カルシウム)」になります。

これが漆喰の原料です。

化学物質を一切使わず、不純物の少ない石灰石を低温で焼き上げるため、ほぼ100%天然素材で、一般的な漆喰よりも強度が高いのが特徴です。

高い強度を持ちながら柔軟性も兼ね備えています。

漆喰は二酸化炭素を吸収しながら少しずつ固くなり、再石灰化します。

その年月は100年と長く、耐久性が高いです。

また、漆喰は無駄な湿気を吸い取ると言った、呼吸性があり、部屋の湿度を調節してくれるので、カビの発生やアレルゲン物質の発生を抑えてくれます。

スイス漆喰は「バウビオロギー」という理念を持っている

バウビオロギーとは

BAU=建築

BIO=生物

LOGOS=学問で「健康な住まいを求める新たな学問、建築生物学・生態学」

という意味で、人の健康を害さない住宅をつくり、建築物の在り方を人の心や体を中心に考ると言った考えの上に成り立っています。

ドイツで生まれ、スイスに渡ったこの考えから、スイス漆喰は生まれました。

スイスやドイツなどの国は、環境先進国で、環境意識の高い国ですが、住宅の性能だけでなく、環境や健康に配慮した住まいづくりを指針しています。

健康を害さない住まいづくり

いくら食生活に気を付けていても、空気環境が悪ければ病気になります。

バウビオロギーでは、人間の皮膚を「第一の皮膚」、衣服を「第二の皮膚」、住まいを「第三の皮膚」として考え、環境からくる人体への悪影響から身を守り、健康を害さない住まいづくりをしています。

環境が人を作り、人が環境を作ると言った考えです。

スイス漆喰の特徴

  • 漆喰の中でも強度が強い
  • 調湿作用がある
  • 空気の清浄化作用(有害物質の分解、抗菌・消臭作用)
  • 遮熱性が高い
  • 自己メンテナンスがしやすい

漆喰の中でも強度が強い

漆喰は石灰石を焼き上げることで二酸化酸素を放出させると、石灰石が生成されます。

その石灰石に水を混ぜることで化学反応が起き、水酸化カルシウムという消石灰ができあがります。

この消石灰が漆喰の原料です。

消石灰は水と混ぜ合わせられ、壁に塗られますが、塗られると水分を蒸発し、硬化しながら二酸化炭素と化学反応を起こし、元の石灰石の性質に戻っていくので、石の硬さを持つ壁になります。

スイス漆喰は不純物が少なく、混ぜ物も少ないのでより強固な壁に仕上がります。

調湿効果がある

漆喰は、二酸化炭素を取り込むため、常に呼吸をしています。

そして、カルクウォールは細かい穴がたくさんあいた「多孔質構造」になっています。

この細かい穴があるため、調湿作用があるため、カビの発生を抑えられます。

空気の清浄化作用(有害物質の分解、抗菌・消臭作用)

また、スイス漆喰は強アルカリ性です。

強アルカリ性の環境ではほとんどの生物やウイルスが生存することができません。

なので、カビ菌の生存はおろか、あらゆる物質を分解してくれます。

この事から、ホルムアルデヒドなどの化学物質を分解し、無害な物質へと変えてくれます。

また、ニオイまでも分解するので、消臭作用もあります。

遮熱性が高い

漆喰の色が白色だと、光を反射して熱の吸収を防いでくれます。

また、スイス漆喰は91%の赤外線反射率を持っています。

一般的な遮熱塗料よりも性能が高く、夏場の高温になる日本の気候にマッチしています。

自己メンテナンスがしやすい

濡れた雑巾で拭くだけで汚れが取れます。

取れない汚れはペーパーで削って、市販の漆喰を塗り重ねることができます。

小さな傷なども、自己メンテナンスで修復しやすい所も良い点だと思います。

高級感があり見た目がよく美しい外壁になる

スイス漆喰は、混ぜ物や不純物が少ないため、表面の結晶化が起こり、光が反射することで、白くて光り輝く美しい外観になります。

見た目重視でしたが、コスト面もおさえたかったので、シンプルな吹付け塗装も検討しました。

しかし、結果的には正面だけ漆喰にして、見えない3方はソフトリシン吹き付けにしました。

うさ子
漆喰はコストが高いので。
りす男
やっぱり高いよな。

スイス漆喰外壁のデメリット

  • 施工期間が長くなる
  • コストが高い

スイス漆喰は品質が高いので、材料費も高いです。

また、職人が手作業で壁を塗るため、乾燥にも時間がかかり、施工期間も長くとらなければなりません。

工期が長くなると、人件費がかかることから、施工コストもアップします。

見た目や外観の飽きがこないかも重要

外壁を選ぶ時はコストバランスも大切です。

色々と考えてバランスを見て商品を選ぶのは、外壁選びのポイントですが、毎日自分も周りの人も目に触れるので、ある程度拘って選んだ方が良いと思います。

外壁は紫外線や外気に常にさらされるので、将来のメンテナンスや耐久性の面も考えなければいけません。

しかし、コスト重視で安い外壁を選んでしまうと、反ってメンテナンスでコストがかかってしまったり、飽きが来た時にリフォームするとなるとかなりコストがかかります。

うさ子
なんで、私は正面だけでも漆喰にしました。
りす男
こだわり=愛着で、長く使って長く住める住まいって良いよな。

また、家の顔になるのでデザイン性も考慮が必要です。

反対に、高い外壁(板張り、メンテナンスフリーサイディング等)を選んだからといって、全くメンテナンス不要という外壁は存在しません。

メンテナンスは必須と思って、「見た目や外観の飽きがこないか」という視点も考慮しておいた方が良いと思います。

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