土がむき出しの庭は、雑草が至る所に生えてきます。
雑草が生えると虫などもよってきて、蚊にさされるなどの被害にもあいやすいです。
夏の暑い日の草むしりはやっぱり苦痛、でもせっかくの庭だから自然を感じたいっと言う人は、ウッドデッキはありだと思います。
ウッドデッキは、木の温もりが感じられ、自然がより近くに感じられ、リビングと同じ目線に設置すると視線が抜けて広く見える効果もあります。
家づくりの取り組み
ウッドデッキに視線が抜けてリビングを広く見せる
狭いリビングと、狭い庭を繋げて少しでも広く感じることと、塀に囲まれた景色だったので目線が庭の方にいくことを重視して、自分でデザインしたウッドデッキを取り付けました。
建て売りの家を購入したのですが購入当初の庭は土だけの状態で、雑草が生えては抜き、生えては抜きの繰り返しでした。
北側の庭なのでじめじめすることが多く、次第に苔が生えるようになり、苔の始末に困ってウッドデッキを作ることを決心しました。
人工木ウッドデッキは天然木ウッドデッキよりメンテが楽
人工木ウッドデッキとは、樹脂と木粉を混ぜあわせたもので、見た目は天然木のウッドデッキの風合いに似ています。
ウッドデッキは、木の温もりを感じられ、庭に木があると自然を近くに感じられますが、天然の木材であるため、水に弱く、長く使用していると木材が劣化し腐敗したり、色あせてきます。
ウッドデッキは野ざらしの状態では長く使えないので、劣化や色あせを防ぐために表面に塗装をしたり、日々のメンテナンスは必須です。
しかし、人工木ウッドデッキは樹脂が配合されているので水濡れにも強く、表面の塗装もする必要がなく、天然のウッドデッキより日々のお手入れがお手入れが楽になっています。
こだわりはRのラインを取り入れた人工木ウッドデッキ
ウッドデッキには階段も取り付けが可能でしたが階段はとても高かったのでリビングから出て、少しずつ下へ下がれるようにデザインし、階段は取り付けませんでした。
住宅街で周りに家とフェンスしかなく、直線ばかりの硬いイメージの景色だったので、柔らかいRのラインを取り入れたくて、写真のようなデザインなっています。
ウッドデッキは四角いイメージが強いですが、要望があれば、曲線のデザインでも設置可能です。
デザイン案次第では無理な場合がある
ウッドデッキは、自分の使い勝手が良いように形を変えることができますが、デザイン次第では無理な場合もあります。
私もこのようなデザイン案を数回、業者に提案したのですが、ウッドデッキの構造上無理な部分があったため却下されました。
施工業者にもデザイン案を提案してもらったり、修正などをしていたら、ウッドデッキが出来上がるまでに1年間かかってしまいました。
ウッドデッキの設置自体は小さなものなら数日で終わってしまうものもあります。
施工会社の段取り次第でも工期はまちまちですが、業者とのやり取りがスムーズでないと設置までに時間がかかってしまうことになります。
北側の庭はカビが生えやすい?
木材100%のものよりもお手入れが簡単と聞いていたので、樹脂と木材(木粉)を混ぜた素材の人工木ウッドデッキにしました。
しかし、我が家は、北側の家ということもあり、湿気が多いせいか、ウッドデッキにカビが生えて真っ黒になっている部分があります。
現在カビキラーとデッキブラシでの除去作業を年に二回程度やっております。
カビを生えにくくするには日ごろのメンテナンスが必要で、日ごろから汚れをデッキブラシで落としておくとカビも発生しにくいです。
天然木のウッドデッキよりメンテナンスは楽ですが、全く不要っというわけではありません。
お風呂場の椅子などにカビが生えるように、人工木のウッドデッキにもカビは生えます。
カビが生えても簡単に除去作業ができるものやカビが生えないようなコーティング材などがあればいいと思います。
ここが大変だ!人工木ウッドデッキ
人工木ウッドデッキは、天然木ウッドデッキと比べるとメンテナンス頻度は少ないです。
しかし、全く不要とは言えません。
天然木ウッドデッキは、木材が水に弱いため、表面に撥水性の塗料を塗らなければなりません。
また、カビやコケが付いてしまった場合は、ヤスリで削り落とすことで、見栄えをキレイに保つことができます。
しかし、人工木ウッドデッキの場合は、表面に塗料を塗れない他、カビやコケが発生してしまっても、傷がつくのでヤスリで削り落とすわけにもいきません。
天然木のウッドデッキは、劣化の風合いも楽しみ、使っていけばビンテージ感も出ますが、人工木ウッドデッキは経年劣化を楽しめないので、汚れが取れなくなると見栄えが悪いです。
確かに汚れは付きにくい
ウッドデッキがあると庭の管理も楽になる
取り付け完了までものすごく日にちがかかりましたが、自分で納得するまでやり直しながらデザインしたのでとても気に入っています。
ウッドデッキとリビングをつなげることで、視覚的にリビングが広く見えます。
苦痛だった草むしりも花や木を育てる部分以外は防草シートと砂利を敷き詰めたので今では全く苦になりません。
少し贅沢過ぎるかなとも思いましたが、大変だった草むしりの苦痛から解放されたのでそんなに高いお買い物ではなかったかなと思います。
土いじりが好きで、ガーデニングを楽しむ人なら、草むしりも苦にはならずに、庭に土の部分を多く残せばガーデニングを楽しめます。
しかし、そうでない方はエンドレスな草むしりの事を考えたら多少のお金をかけてでも草が生えないように工夫した方が良いです。