「ダウンライト」お家に採用しますか?
おしゃれで、かっこいい。
まず、みたことがない照明器具!!
天井に埋まってる。っというのが印象的です。
それと同時に
どうやって交換するの?
どのくらいもつの?っなど疑問も出てきます。
ダウンライトをつける前に疑問や不満が解消しておきましょう。
家づくりの取り組み
ダウンライトとは
天井に埋め込まれた照明器具の事です。
ダウンライトは小型であるため、メインの照明というよりは補助的な間接照明として使われることが多いです。
器具が天井から出ていないので、お部屋が広くスッキリした印象を持ちます。
また、スポットライトのように照らす範囲は限定的です。
ダウンライトの良いところ
1おしゃれな空間になる
ダウンライトは天井に埋め込まれているため、天井がフラットになり、スッキリした印象になります。
天井が高く見えるので、狭い空間に設置すれば、その空間が広く見える効果があります。
トイレに多くダウンライトが採用されているのはそのためです。
また、シーリングライトのようにでっぱっていないため、照明器具による影ができません。
調光のあるものを選ぶと暗さが調節できるようになり、見た目も良いため、よりおしゃれな空間を演出することができます。
新築のお家では採用されている家がほとんどで、人気があるのはこのためです。
210年以上の長寿命
ダウンライトはLED電球で、長寿命のため、一度とりつけると10年はとりかえる必要がないと言われています。
ダウンライトの電球の寿命は〈40,000時間から50,000時間〉とされています。
50,000時間のものなら8,333日=22年
計算ではダウンライトはおよそ20年もつ!っと言われています。
しかし、なぜ10年なのか?
それは電球が切れる前に取り付けてる器具が故障を起こすからです。
しかも、LED電球が切れる時は、白熱電球の様に急に光らなくなるのではなく、ゆっくり暗くなっていくのだとか。
もし、切れたとしたら、LED電球の寿命が来たのではなく、LED電球以外の接続部分や部品の寿命がきたからです。
電球はもつのに、器具がもたない・・・。
3省エネ
ダウンライトはLEDであるが故に省エネです。
我が家のダウンライトは消費電力5W
一般的な白熱電球の消費電力は54Wなので電気代が10倍の違いがでることになります。
ダウンライト 5W×6時間×24円/kWh×365日=268円
1年間で8倍の差があります。
金額にして2112円
ダウンライトは10年もつと言われているので2万近くの節約になります。
4お手入れが簡単
ダウンライトは天井に埋め込まれているため、ほこりや虫が照明器具に入り込むおそれがありません。
お手入れはしなくて良い(汚れたと思ったら表面を拭くだけ)ので、年末年始の大掃除が楽になります。
汚れることが少ないのつけたら寿命を迎えるまでメンテナンス不要です。
って感じですよね。
ダウンライトで気を付けたい注意点5つ
1初期投資、コストがかかる
ダウンライト自体は2000円ほどで買えるものもありますが、電源を引っ張ってきたりといった工事が必要です。
天井にそのダウンライトにぴったりなサイズの穴もあけなければなりません。
このことから、電気工事士の資格がないととりつけられないので普通の電気工事より工事費が割高になります。
後付けでダウンライトをとりつけしようとリフォーム会社の探さなければならなくなり、時間も手間もかかります。
ダウンライト本体代+取り付け費用+開口費用+出張費用=?
施工する会社によって値段は違いますが出張費だけで8,000円ほどはかかるのは当然なので、1万円以上はします。
2交換が自分でできない
ダウンライトは天井に埋め込まれているため、白熱電球のように電球を取り換えるようなことができません。
自分で交換できないため、ダウライトがきれて交換となると業者に頼まなければならなくなります。
ダウンライトの交換にかかる費用は、それぞれ業者によって違いますが、1つ切れただけで業者を呼ぶのは手配する手間も費用もかかります。
まとめて交換した方が割引してくれることもあるので、大体の人が何個か切れるのを待つ→業者を呼ぶ→交換する。
っという過程になります。
また、高所にダウンライトを取り付けてしまうと、交換するにはハシゴが必要です。
例え、電気工事士の資格を持っていても、資格を使うような仕事についていない限り、ハシゴは自宅にないと思うので、ハシゴをレンタルするしかありません。
ハシゴは頻繁に使うものではない上に、大きいものだと1万円以上します。
あったらあったで、家のメンテナンスに使えるので、困りはしないですが、保管場所に困ります。
3見上げるとまぶしい
ダウンライトは天井についているため、あまり目に入りずらいものですが、それをまぶしいと感じる人もいます。
寝室に取り付けると、寝て、天井を見上げたときに、光が目に入ります。
さすがに直視するとまぶしいので、寝室や目に入りそうな場所には付けない方が無難です。
ダウンライトの眩しさが気になる場合は、調光機能付きのダウンライトや、光を拡散するカバーなども売られています。
元からまぶしさを抑えられているグレアレスダウンライトっというものを設置するとそういった心配も少なくなるかもしれません。
4照らす範囲が狭い
ダウンライトは小型で、天井に埋め込まれているため、光が広がりません。
もともとスポットライトのように、補助的なものであるため、メインで使おうとするとかならず無理が出ます。
照らす範囲が狭いため、ダウンライトで1つの場所を広く大きく照らす場所には不向きです。
大きな場所を照らそうと思うと、ダウンライトを何個もつけなけらばならず、いくら長寿命&おしゃれだからと言ってたくさんつけると取り付け費用や切れた時の交換費用も高くつきます。
かといって、ダウンライトの数をケチると暗くなってしまい、なんのためにつけたのかわからなくなる可能性もあります。
510年もたないかも
ダウンライトは10年もつというのがウリですが、2,3年ですぐ切れた!っという事例もあります。
LEDはまだ発展途上なので、製品の不具合や不良品もまれにあり、工事の施工不良や使用環境が原因の可能性も。
高い工事費用を出して、せっかくつけたのに、すぐに故障してしまえば元も子もありません。
ダウンライトのおすすめ取り付け場所
- トイレ
- 廊下
- バスルーム(脱衣所)
- ※駐車場
- ※階段
狭い場所や、広く見せたい場所につけるのがポイントです。
トイレや廊下なら、そんなに天井も高くないので、自分で交換しようと思えばできます。
バスルーム(脱衣所)は狭くなりがちなので、ダウンライトをつけると広く見えます。
※駐車場&階段は天井が高いため、ダウンライトを交換するとなると、ハシゴを用意するか(自分で交換する)、業者を呼ばなければなりません。
それでもおすすめしたい理由は、掃除が楽だからです。
高い所の照明って手入れしにくいし、手入れを忘れがち。
玄関は雨風にさらされやすいので、ダウンライトなら天井に埋め込まれていて機器の劣化の心配も少ないです。
問題は切れたらどうするか?ですが、ハシゴを用意できない場合(自分で交換しない場合)は業者に頼むしかないですが・・・。
おしゃれな照明を付けたい。
交換費用がかかってもダウンライトを取り付けるメリットがあれば検討してみてください。