明るい玄関づくりには彩光の確保は重要です。
暗い玄関は、見栄えも悪く、気持ち的にも暗い印象になるため、玄関窓を設置しない場合で、明るい玄関にしたいなら、玄関ドアにガラス部分があるものを選ぶ必要があります。
しかし、ガラス部分が多い玄関ドアはガラス部分がない玄関ドアより、防犯性がどうしても落ちてしますのが欠点です。
それを考えるとガラス部分が少ない玄関ドアを選びますが、そうすると彩光の確保が不十分に・・・。
玄関に窓を設置できなかったり、玄関ドアのガラス部分を極力少ないものにしたい場合は、工夫次第で、明るい玄関を手に入れることができることをお知らせします。
家づくりの取り組み
防犯性×採光の確保を重視した玄関づくり
最近の玄関ドアは太陽の光が入るようなガラスの部分が多いドアが人気ですが、やはりガラスの部分が多いとガラスを割られて空き巣が入ってしまう心配があります。
そのため私の家の玄関ドアはガラスの部分が極力少ないものを取り入れました。
鍵はもちろん二重ロックのタイプです。
そうすることで防犯対策になり、安心して生活が出来ます。
玄関ドアのガラス部分は採光の確保に必要不可欠
玄関ドアを設置しない場合、玄関ドアにガラス部分があると外の日光が入ってきて、明るい玄関になります。
少しでも日光が入ると日中、電気をつけなくても外の光で手元が見えるので、靴を履くときにも便利です。
また、無駄な動作も減ります。
玄関ドアにガラス部分がないとこんなところが不便
- 暗い玄関になる
- 電気をつける動作が億劫になる
- 日中でも電気をつけることになる
- 玄関の環境にも悪い
暗い玄関になる
まず第一に、暗い玄関になります。
暗い玄関は、気持ち的にも暗くなってしまいます。
また、訪問者が来た時にも与える印象が暗くなってしまいます。
電気をつける動作が億劫になる
日光が入らない玄関は昼夜問わず、強制的に電気をつけなければならないため、電気をつけるといった動作が億劫になります。
帰宅した時、昼間ならまだ問題ないですが、それでも玄関ドアを閉めてしまえば室内は真っ暗になってしまいます。
暗がりの中、電気をつけるのは大変なので、昼間は玄関のドアを閉めるまでに玄関の電気をつけなければならなくなります。
玄関と玄関の電気のスイッチが遠いとさらに不便です。
昼間でも外出する時、電気をつけなければ靴も履けません。
玄関の環境にも悪い
このようなことをさけるために、人感センサーの導入が考えられますが、玄関の彩光の確保は玄関の環境を維持するためにも必要です。
玄関は雨が降ると、濡れた靴や傘を置いておくため、湿気が溜まりやすいです。
さらに、靴を収納する場所でもあるので、ニオイも気になります。
湿気が溜まりやすいと、玄関にカビなどが発生しやすくなります。
そこで、効果があるのが「日光」です。
日光が届きやすい玄関は明るいだけでなく、湿気にくい、カビも生えにくい環境になることから、玄関の彩光は重要です。
採光の確保は玄関ドア以外に工夫する場所がある
彩光は確保したい。
でも、玄関ドアのガラス部分を多くし、ガラス部分を割られ、外部から侵入されることは防ぎたい。
そう考えた時、我が家の場合は玄関の横にシューズインクロークを作り、シューズインクロークのドアにガラスを取り入れました。
そうすることでシューズインクローク内の窓からの光が入り、玄関はお天気が良い時は照明を点けなくても明るくなります。
勿論シューズインクローク内の窓は防犯窓を使用しました。
やはり玄関以外でも家の中に太陽の光が入ると明るく開放的で気持ちが良くなります。
光が正面からだけでなく、多方向から日光を取り入れたため、明るい玄関にすることができました。
暗い玄関では気持ちも暗くなってしまうので明るい光はとても大切だと思います。