中古住宅を購入するとまずは内装からリフォームすると思いますが、家の中の設備や内装をリフォームすることは長く住むとなると必須になってきます。
家の外構は後回しになってしまいがちですが、見た目にも関わり、家を守るためにも、外構のリフォームも考えなければなりません。
外構は外の環境(日差しや雨)に大きく影響され、劣化しやすい場所でもあるので、メンテナンスのしやすい外構づくりも必要になってきます。
おしゃれな家には憧れるけど、外構は自分が思った以上にお金がかかる場所でもあるので、業者に頼まなければならない部分は安く済ませて、おしゃれ部分はDIYで頑張る!っという選択肢も有かもしれません。
家づくりの取り組み
中古住宅のリフォーム【外構編】
家は平成5年築の2階建て。
2年ほど空き家になっていた家を買って、内装をまずリフォームして住み始め、住みながら外構で気になったところを直していくやり方で、リフォームをしました。
家周りの排水性が課題
リフォーム前は、家を支えていたブロックが一部ひずんでいたので、まず、ブロックの修理から入りました。
次に、家の排水が悪く、雨が降ると水が溜まり地盤が軟弱化するので、地盤強化が課題となりました。
そこで、家の敷地の周りを全てU字溝で覆いました。
そして、排水を確保するため、記念樹を植える一角を残して、思い切って、庭を全てコンクリートで埋めました。
緑がなくなって困るかとも思ったのですが、実際には周りの戸建て住宅の緑が多く、気にはなりませんでした。
家周りをコンクリートで固めるメリット
- 排水が良くなる
- 虫の数が減る
- 雑草などの手入れ、メンテナンスが楽
- 歩きやすい
勾配を自由に作れるので、排水が飛躍的に良くなりました。
敷地が乾いたので家がしっかりと建つようになりました。
家を取り囲むようにコンクリートを張ったので虫の数も減って、夏でも快適に過ごせるようになりました。
また、コンクリ―リートなので、雑草が生えず、掃き掃除も楽です。
問題はコンクリートによる真夏の照り返し
排水のためにコンクリートで庭を作り直したので、コンクリートによる真夏の照り返しが結構熱いです。
照り返しについては、家の窓にすだれをあちこちにはって過ごしています
家周りをコンクリートで固めると施工に色気はありませんが、質実剛健なつくりになったので私は気に入っています。
外構であれば良かったもの
- 玄関のアプローチをレンガ調に
- 玄関灯の人感センサー
家周りをコンクリートで固めただけだと、見た目が素朴な感じなります。
なので、玄関へ続くアプローチを、レンガづくりにする案もあったのですが、デザイン性を重視すると予算を軽くオーバーする見積もりになったので諦めました。
外構でつけたかったものは、対人感知センサー付きの門灯です。
家にある既存の設備では、E17口金の電球しか入らないのですが、このサイズでは、まだ人感センサーが未装備のため、既存のLED電球で泣く泣くあきらめています。
玄関灯を人感センサーにすると防犯性もあがるのでぜひ導入したかったのですが、残念です。
外構の特性は掃除がおろそかになりがち
外構は、予算もあるので、家の内部ほど手を入れられません。
また、掃除もおろそかになりやすいです。
そうした外構の特性を考えたら、メンテナンスしやすいというのが、外構リフォーム目的のトップになると思います。
どんなにきれいな設備でも、メンテナンスできなかったら、後々しんどいです。
おしゃれな家には憧れるけど、長い間、住むことも考えてメンテナンスのしやすい装備品を選ぶのも必要だと思います。