![狭小住宅の玄関で工夫したのはガラスブロックの明かり窓。広さ1畳でも明るい玄関](https://mukauie.com/wp-content/uploads/2020/05/6cbccdfe6fd23ccd3ebb54fc8b386026-scaled.jpeg)
狭小住宅とは一般的に15坪以下の土地に建てられた家のことを言います。
狭い土地にお家を建てる場合、室内や駐車場の広さの確保のために玄関は狭くせざるを得ません。
しかし、どんなに狭くても玄関の彩光は必ず必要です。
採光を確保する方法は色々あるので、その方法にも触れながらお家を見ていこうと思います。
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家づくりの取り組み
狭小住宅のため、わずか1畳ほどの玄関
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大きなシューズクロークのある玄関にしたかったのですが、土地が狭かったので、その願いは叶いませんでした。
駐車スペースを広く取りたかったため、玄関のスペースが一畳程度となり、かなり狭いです。
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工夫点はガラスブロックの明かり窓
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我が家は玄関に廊下がなく、窓を設置するスペースもとれませんでした。
なので、玄関がどうしても暗くなります。
このため、設計士と相談し、上下に別れた造り付け家具の靴箱を作ってもらい、その間部分にガラスブロックの明かり窓をつけました。
本当は、玄関扉の上にガラスブロックを入れて、光を取り入れたかったのですが、玄関扉の上は、ベランダがあり、光が遮られるため設置できませんでした。
本当は玄関扉もガラス部分が大きい扉を選択したかったのですが、防犯的にガラス部分が多いと不安だったので、小さい窓の玄関ドアにしました。
複数個所、彩光の場所を設けることにより、光も取り込みやすいです。
これにより、狭い玄関でも、靴を置くスペースと明かりをある程度確保できました。
よく考えて工夫をし、玄関を作ったつもりです。
しかし、靴箱が小さいため、やはりスペース的には少し不満があります。
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玄関の彩光の確保の方法
玄関に日光を取り入れるっといっても色んな方法があります。
玄関は来客者が一番最初に目にする場所なので、彩光の確保以外にも見た目も重視しなければなりません。
そのバランスが難しいです。
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「窓」をつけると換気もできる
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これが一番確実な方法。
玄関に窓があると採光の確保だけでなく、換気もすることができます。
玄関は靴などの匂いも気になりますが、玄関の湿気対策にもなることから、風通しの良い玄関は長持ちする家にもなります。
開閉できる窓があると防犯的に弱くなるのも心配です。
しかし、玄関の環境作りとしては一番最適な方法です。
玄関に窓があると採光と換気を1か所ですることができますが、問題となるのは窓を設置するスペースです。
玄関の向きや間取りによっては窓が取り付けられないので違う方法を検討しなければなりません。
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防犯的に心配なら「FIX窓」
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はめ殺し窓と呼ばれ、開閉できない窓です。
サッシ枠にガラスがはめ込まれ、彩光を取るだけの窓で、外観を重視したいときにも取り入れられます。
窓を設置すると窓ガラスを割られて泥棒に侵入されるといった心配があります。
しかし、FIX窓は開閉できず窓自体も小さいため、万が一ガラスが割られても侵入される恐れがありません。
換気はできませんが、デザイン的にもおしゃれで採光も十分に取り入れられる窓です。
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「玄関ドア自体に窓」があるものを選ぶ
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間取り的に、壁に窓やFIX窓を設置することが難しい場合は玄関ドアに採光を取り入れるためのガラス窓があるものを選ぶとスペースもとりません。
しかし、窓の大きさには注意が必要で、1か所だけでは採光の確保が難しいことが多いので、玄関ドアの隣や上部に採光用の窓がると光を十分取り入れる事も考えた方が良いようです。
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「換気ができる玄関ドア」もある
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玄関に窓があるだけで気になるのは換気ができないこと。
換気機能も玄関ドアに持たせたい場合は、換気ができる採風付き玄関ドアもあります。
ガラス部分が開閉できるようになっていて採光と換気が両方できます
スペースも取りません。
しかし、採風付き玄関ドアは一気に換気ができるというよりは、空気を循環させるような感じなので、一気に換気がしたいなら換気扇を検討した方が良いようです。
ガラスブロックは見た目もおしゃれ
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冒頭でも紹介したガラスブロックを埋め込んだ玄関です。
ガラスブロックは小さいため、採光を確保したいならこのように複数設置する必要があります。
配置する場所や個数によっても光の入り具合が違ってきます。
デザイン的にも他の採光用の窓とは一味違った印象でおしゃれに見えます。
また、ガラスが割れても被害が少ないのも良いですね。
お家の間取りや設置する場所、玄関の向きによっても玄関の彩光は工夫する必要があるので、色々検討してみてはいかがでしょうか?
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