家の中に仕切りがあるのには理由があります。
それは耐震性の問題であったり、冷暖房の効きをよくするためであったり。
部屋ごとに仕切るとプライベートな空間が保てるのも仕切りがあるが故のメリットです。
仕切りのない間取りを選ぶと後々、後悔することもあるようなので、お家づくりで仕切りのない間取り(ワンルームの間取り)を考える時に参考にしてみてください。
仕切りのない間取りを選んだ理由
- 子供が小さかった
- 部屋全体が見渡したい
- ホームパーティを楽しみたい
ホームパーティなど、人を招いたときに部屋を大きく使えるので便利です。
また、大人と子供でスペーを分けながらも、子供達が何をしているかが見えるので安心して過ごせます。
当時はとても良かったと思いましたが、子供が大きくなり、個々で過ごすようになり、人を家に招くことも少なくなってきた現在は、仕切りが有っても良かったのかな…と思い始めています。
ワンルームの欠点
- 後から仕切りを入れられる構造でもリフォーム費用がきになる
- 冷暖房費がかさむ
年齢が高くなってもこの間取りで不満が出ないかな?とは思いました。
不満が出た時に仕切りを後から入れられる構造にしておけばよいと思ったので、仕切り無しの間取りに決めたのですが・・・。
しかし、いざとなると、リフォーム代がネックで踏み切れていません。
一日中点けると割り切ればそれほど気になりませんが、短時間しか居ないときなど、急に暖めたかったり冷やしたかったりする時はなかなか効きません。
仕切りのない間取りの生活の実態は
住み始めてからは、部屋と部屋の間に簡易取り付けのカーテンをつけて、差し障るときはそれを引いておくようにしました。
結構カーテンを引いている時間が長いです。
こんなことになるなら家を建てるときにちゃんとしたのを付けておいてもらっても良かったのかもしれません。
仕切りのない間取りを考え中の人へのアドバイス
長い人生を考えて、10年20年後も今と同じライフスタイルなのかシュミレーションしてみることをおすすめします。
子供が小さいから子供を見守るために仕切りのない間取りを選択する人は多いと思います。
しかし、子供もいつまでも小さいままではありません。
子供が大きくなって、プライベートな空間が必要になってくる時は必ず来ます。
仕切りのない間取りのメリットは部屋が広く使える。
部屋全体を見渡せることです。
子供も大きくなり、ホームパーティをあまりしなくなった今、仕切りのない間取りの必要性をあまり感じていません。
仕切りのない間取りにしなくても畳める扉などを採用すれば、臨機応変に仕切りの有り無しどちらの使い方もできたので、それくらいで充分だったのかもしれません。
やっぱり仕切りは必要か。
仕切りのない間取りをつけた方が良い家
仕切りのない間取り(ワンルームの間取り)を取り入れた方が良い場合は家を広く使いたいとき。
予算の関係で家を建てる土地が狭くなってしまった時などに、仕切りのない間取りを採用すると部屋が広くとれるので、おすすめです。
仕切りをいれていたけど、仕切りのない間取りへとリフォームした人もいます。
ある程度部屋に広さがある場合は仕切りを入れた方が冷暖房費もかさみません。
40坪程度のお家なら仕切りを取り除いた方が冷暖房費のデメリットよりも部屋が広く使えることの方のメリットの方が大きいので、広いお家を手に入れるために仕切りのないお家を採用してみてはいかがでしょうか?
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