地鎮祭の当日の流れやかかる時間。初穂料の相場や渡すタイミングなど

地鎮祭を行う場合、気になるのが当日の流れ。

地鎮祭の時に何かしなくてはならないのか心配になりますよね・・・・。

地鎮祭は、地鎮祭を行う会場を準備するのにも手間がかかります。

知らないことばかりで手配に戸惑うと思いますが、準備ができてこそ、地鎮祭が行えます。

地鎮祭の会場(四方竹やお供え物)の準備や、出席者がそろい次第、地鎮祭が行われます。

時間は儀式は神様への儀式は午前中に行われる(神主さんの都合も含めて)ので、朝10時頃に行われるのが一般的です。

当日の流れを把握して、マイホームを建てる第一歩を歩んでください。

ふくろう君
今回は地鎮祭の感想です。
りす男
座ってるだけじゃダメ?

地鎮祭の一般的な流れ

地鎮祭は一生に一度のものなので地鎮祭の流れを把握して備えてみてください。

うさ子
地鎮祭しました。

開式の辞

地鎮祭の開始のご挨拶が神主さんから行われます。

修跋の儀(しゅばつのぎ)

開式の後、地鎮祭の参加者・お供え物をはらい、清める儀式が行われます。

降神の儀(こうしんのぎ)

祭壇に立てた神籬(ひもろぎ)に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式が行われます。

神主さんが声を発して、神様の降臨を告げます。

うさ子
祝詞をあげてもらった人なら分かると思うのですが、「ウォォォ~」と、修行しなければ出せないようなあの声です。

献饌 (けんせん)

神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式です。

酒と水のふたをとります。

祝詞奏上(のりとそうじょう)

その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈り、祝詞をあげます。

この時に、土地の住所や施主などの名前が呼ばれます。

四方祓(しほうはらい)

土地の四隅をおはらいし、清めます。

施主やその家族が四方竹の角に(お酒・水・塩)をまいてその土地を清めます。

地鎮の儀(じちんのぎ)

斎鎌(いみかま)を使った刈初(かりそめ)、斎鋤(いみすき)を使った穿初(うがちぞめ)、斎鍬(いみくわ)を使った鍬入(くわいれ)等が行われます。

鍬入(くわいれ)の儀ともいいます。

3回、鍬入れをするので、設計・施工・建主に振りわけることが多いです。

地鎮祭に参加していない場合(設計士など)は、神主さんが代わりをつとめてくれます。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)

神さまの前に玉串を拝礼(祈りをささげる)します。

玉串とは、榊などの枝に、白い紙垂(しで)を付けたものです。

神主さんから枝を向けられて渡されます。

それを時計回りに回して、神様にささげます。

うさ子
わからなくても、神主さんがやりながら教えてくれます。
りす男
みんな初めての事だからわかんないよな。

撤饌(てっせん)

酒と水のふたを閉じ、お供え物を下げます。

昇神の儀(しょうじんのぎ)

神籬(ひもろぎ)に下りていた神をもとの御座所におくり、お帰りいただきます。

閉式の辞(へいしきのじ)

地鎮祭の終了です。

神酒拝戴(しんしゅはいたい)

地鎮祭が終了したらお酒で乾杯します。

お供え物を食べますが、我が家の場合、お供え物は全て施主側がたべることになっていたので、我が家はこれはしませんでした。

神社によって、対応は違います。

代わりに写真撮影などをしました。

地鎮祭は我が家の場合30分ほどで終了しました。

地鎮祭の後片付け

地鎮祭を準備する時に、地鎮祭セットを頼んでいる場合はそのまま放置。

後日、地鎮祭屋が片づけにきます。

祭壇などは運んできた工務店と神主さんが行いました。

お供え物は私たちで食べるので、お供え物をすべて撤去し、自宅に持ち帰りました。

神主さんへの初穂料と渡すタイミング

神主さんへのお礼は、地鎮祭の儀式が始まる前に渡すのが良いでしょう。

その初穂料は一緒に祭壇に飾られ、清められます。

地鎮祭が終わった後だと、渡しそびれる可能性もあるので、忘れないうちに渡した方が良いです。

初穂料の包み方(のし袋の種類)

家が建つというのは何度あっても良いことです。

ですから、熨斗袋は赤白の蝶結びの水引がかかったものを使用します。

水引が印刷されたのし袋でもOKです。
できれば、水引がかかったものの方が相応しいです。
(水引が印刷されたのし袋は1万円位までとされているため)

この紅白の蝶結びの水引がかかった熨斗袋はお宮参りや七五三、厄払いなどのお礼にも使えるので、持っておいて損はないです。

初穂料の相場

初穂料の相場は1万円~5万円 ぐらいまで。

神社によって、地鎮祭の初穂料の料金が設定されている場合もあるので、確認が必要です。

また、神社にお供え物を用意してもらう場合は別に「御供物料」をお渡ししてください。

うさ子
我が家の場合、問い合わせたところ「お心次第」っということだったので、少ないですが、2万円包みました。狭小住宅なので許してください。
りす男
お心次第が一番困るよな。

のし袋の書き方

水引より上の真ん中に上書きを書きます。

  • 初穂料
  • 御初穂料
  • 玉串料
  • 御玉串料
  • 御神前上

上記のいずれかを書いてください。

水引の下中央には地鎮祭の施主の姓を書きます。

初穂料は基本的には連盟にはしません。

どうしてもという場合には名上の人を右に書きます。

中袋の書き方

中袋の表中央に「金参萬圓」などと金額を書きます。

裏の左下には、住所と氏名を書きましょう。

お金の入れ方

できれば新札を用意しましょう。

お札の肖像画が中袋の表から見えるように、また上になるように入れます。

熨斗袋の折り方は、先に上を折って、から下を折ります。

ふくさは必要か?
ふくさが絶対に必要というわけではないですが、礼儀としてはあった方が丁寧です。

地鎮祭にかかった費用

  • 地鎮祭セット→約34,000円
  • お供え物代6,000円
  • 初穂料→2,000円

合計60,000円ほどですみました。

地鎮祭セットを工務店側にやってもらう場合に言われた金額は15万円でした。

うさ子
9万円節約することができました。
りす男
デカイ!!
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