
現代の外壁は窯業サイディングが主流ですが、タイル外壁も気になります。
窯業サイディングは汚れにくさを考えた時に最新技術を使って塗装や加工が施されますが、タイル外壁は「焼き物」であるため、加工が必要なく、素材そのものの特性を生かしたのが特徴です。
タイル外壁は見た目も高級感が出て、家の外観を左右する外壁材として使いたいと言った人は多くいます。


家づくりの取り組み
INAXの磁器タイル外壁はナノ親水性で汚れにくさを追求


吸水性が1%未満と吸水性がほとんどないのが特徴です。
磁器質タイル外壁の特徴としてはタイルの持つ焼き物の美しさやを保つために空気中の雨や水分などの自然の力で外壁が汚れにくく、メンテナンスが不要です。
INAXタイル外壁は、吸水率が低く、もともと外壁の素材自体が水を吸わないため、親水性と言う性質があります。
親水性=汚れにくいとはどういうことか
空気中の水分を吸着して親水性の外壁の上に水の膜をつくります。
その水の膜に汚れがつくので、雨が降ると自然に汚れが落ちるという仕組みです。

INAX独自のシステム「ナノ親水」を採用
INAX独自の汚れの付きにくさを示す基準で、防汚性能測定検査で汚れにくい外壁の素材を発見しています。
様々な外壁の素材や、釉薬(タイルのガラス部分)の組み合わせを試験し、INAX独自のノウハウを蓄積し、汚れにくいタイル外壁のバリエーションを増やしています。
このような仕組みでINAXのタイル外壁は汚れにくく、メンテナンスが不要です。
汚れがついても水の膜の上にあるため、雨が降るとさっと汚れを落としてくれます。

塗装が必要ないからメンテナス費用が浮く
外壁自体に塗装がされてないため、防水の再塗装といったメンテナンスが不要です。
一般的な窯業サイディングは汚れを防止するための再塗装や、サイディングをつないでいるシーリング打ち替えが必要になってきます。
一方タイル外壁は下地に貼る湿式工法と接着剤で張り付ける方法、専用の下地パネルに引っ掛けて留め付ける方法の乾式工法で張り付けられます。
木造住宅では外壁が重くならない乾式方法がすすめられます。
シーリング不要で、塗装も必要ない。
タイル自体も焼き物であるため、劣化しにくく、高耐久素材であるため、メンテナス費用も浮きます。
タイル自体は耐久力が高く、長持ちするので、メンテナンス費用はあまりかかりませんが、目地部分のメンテナス、タイルの剥がれやヒビなどの補修は必要になってきます。
しかし、目地部分に劣化しやすいシーリングがないため、窯業サイディングよりメンテナンス頻度は少なめです。
メンテナンス費用や頻度も少ないのはタイル外壁の魅力です。
タイル外壁の耐震性には気を付ける
タイル外壁は重いため、建物の耐震性が強い家でないと地震等が起こったときに揺れやすくなってしまいます。
耐震性を高めるためには建物に負担をかけない軽い外壁を使う事は必須です。
木造住宅では重い外壁にすると建物が揺れやすくなってしまいます。


タイル外壁は経年劣化を楽しめる
将来的なメンテナンスと言う観点からタイル外壁を選びましたが、家の外観の高級感と言う点でも選んで良かったと思います。
他の外壁と比べても、タイル外壁はとても高級感があります。
外から家を見たときの印象を決めるものは外壁材なので、外観を重視するならタイルはうってつけです。
タイル外壁は「焼き物」です。
「焼き物」は時を重ねることで色や風合いが変化し、味わいが出てきます。
窯業サイディングにはない経年劣化で、味わいを楽しむことができるます。
時が経つごとに色の変化を楽しみ、愛着も湧くので、家とともに過ごした時間が目で見えるのはタイル外壁のメリットだと思います。

木好きなりす男にとって素晴らしい魅力だ。
タイル外壁は初期投資必須
- 高級感がある
- 耐久性が高い
- 汚れにくい
- メンテナンス頻度、費用が少なめ
- 経年劣化を楽しめる
このようなことを上げましたが、タイル外壁は高いです。
また、職人の腕の良し悪しによっても外壁の耐久性は変わってきます。
窯業サイディングは値段が安いので、初期費用が多くかからないことで手軽に採用できる外壁材として売れています。
タイル外壁は施工時に結構なお値段が必要になるので、ローンなどの関係からタイル外壁を諦めると言う人もいます。
ライフサイクルコストが低いタイル外壁を選ぶ。
メンテナンス頻度は高いが初期費用があまりかからない安い窯業サイディングを使うか、どちらがお得なのか、安全なのか、何が正解なのは家づくりを振り返ってみて考えた時しか分からないかもしれません。

