調光できないダウンライトを設置した時の失敗として、「思ったより暗かった」。
そう感じてしまった時、どうすれば良いでしょうか?
「思ったより明るかった。」
っと言う時は、拡散カバーやフィルムを貼ることで何とかなりますが、「思ったより暗かった。」場合は、どう頑張っても光の強さを変えることはできません。
光の感じ方は人それぞれなので、そういった失敗を防ぐためには調光機能付きのダウンライトを選ぶ事が基本になりますが、もう、設置してしまった時、どうにかする方法はないのか考えてみました。
家づくりの取り組み
ダウンライトが暗い時にできる対策4選
- クロスを明るいトーンに変える
- あえて暗いクロスを選ぶ
- 違う照明器具を導入する
- ダウンライトを増設する
クロスを明るいトーンに変える
ダウンライトが暗いと感じた時に、ダウンライトを何とかしようと考えるのではなく、クロスを貼りかえるのはどうでしょう?
人は、光からの明暗を感じますが、色は光の波長の一部であるため、色からも明暗の印象を持ちます。
なので、思ったよりダウンライトが暗かったら、一番目に入る面積が多い壁のクロスを明るいものに変えると明るい印象になるかもしれません。
あえて暗いクロスを選ぶ
暗い部屋は明るくしたいと思いますが、ここはあえて、暗い照明をうまく使ってみてはどうでしょう?
無理に明るくするのではなく、逆に暗い空間を楽しむ。
部屋全体を落ち着いた雰囲気にまとめることで、他のの部屋とも差別かできて以外に居心地の良い部屋になるかもしれません。
全て張り替えるだけでなく、アクセントクロスのように一部分だけ変えるだけでも印象が違ったものになります。
違う照明器具を導入する
- スタンドライト(フロアスタンド)
- テーブルライトやデスクライト
フロアスタンド(スタンドライト)
床に置いて使用するライトの事です。
照明器具の足が床についているので掃除の時に少し邪魔になりますが、高さ調節ができたり、デザインも豊富なので、好きな照明器具を選ぶ事ができます。
電源もコンセントからとることができ、手軽に導入できる照明です。
自分の周りだけでも明るくしたいと言った場合や、照らされている範囲だけ明るくなるので周りが暗いとシックな雰囲気にもなるので、雰囲気も良いです。
テーブルライトやデスクライト
テーブルライトやデスクライトは、テーブルやデスクなどに置くスタンド型のライトです。
部屋全体を明るくできなくても手元だけでも明るくしたいっという人におすすめです。
高さがないので、照らされる範囲も限定的になりますが、小型で移動しやすく、値段も安いので手軽に導入できます。
ダウンライトを増設する
どうしも暗い部屋じゃイヤだ。
コードが邪魔。
フロアスタンドやデスクライトじゃ、置く場所に困るっという人は、思い切ってダウンライトを増設してみてはどうでしょう。
ダウンライトの増設工事は家が建ってからでもできるので、せっかく導入したダウンライトで後悔したくないなら増設工事も検討してみるのも良いかもしれません。
シーリングライトからダウンライトへの変更も可能ですし、今あるダウンライトを一からやり直すこともできます。
ダウンライト1つ、増設にかかる費用は業者によって違います。
取り付け費+開口費+出張費が必要になります。
1個あたり4,000円~15,000円が相場です。
業者によって料金の差が激しいのは、作業内容に含まれていない作業や費用があったりするからです。
値段の安い業者は交換作業しか行っていないこともあるので、天井の穴あけ+出張費用など、何が含まれて何が含まれていないのかをよく確認しておいてください。
※本体のダウンライトは自分で用意する必要があります。
大体いくつダウンライトが必要なのかと計算する時に、ダウンライト1個あたり、1畳を照らす程度の明るさだと考えてください。
また、配置などは細かいことは業者と相談する必要があります。
ダウンライトは照らす光の量だけでなく、ダウンライト同士の間隔も大事なので、依頼した業者とよく相談してください。
ダウンライトの工事がいくらになるか気になったら、「ホームプロ」で複数の業者の費用を見比べてみても良いかもしれません。
ダウンライトから卒業するのもあり?
ダウンライトからシーリングライトやペンダントライトに必要なソケットを取り付ける工事費用を考えると、ダウンライト1個増設するのと価格的にはソケットを取り付ける方が安く済む場合もあります。
ダウンライトから卒業してみることも考えると照明の幅が広がるので、こだわりがなければ検討してみてください。
ダウンライトの増設やシーリングライトへの変更を検討する場合は、事前に料金をはっきり表示しているサイトを利用すると、追加料金などの心配もありません。