
電化製品を探していると時々見る、「DAIKO」の文字。
ダウンライトを発売しているメーカーは色々ありますが、DAIKOはダウンライトを安く販売しているにも関わらず、物の見え方(演色性)も悪くないです。


家づくりの取り組み
大光電機(DAIKO)とは
大光電機とは、照明器具を販売する日本の企業です。
漢字で書くとわかりにくいですが、ブランドのロゴは「DAIKO」で売り出しています。
主に店舗用の照明器具を安く提供していますが、住宅向けのダウンライトももちろん取り扱っていて、比較的価格も安価です。
大光電機(DAIKO)のダウンライトの特徴

- 価格が比較的安い
- ユニークなダウンライトがある
- 演色性はRa83が基準
- COB BASE DOWNLIGHTでコンパクトでハイパワー
価格が比較的安い
本社が大阪にあるからでしょうか。
商売根性からか、DAIKOのダウンライトは比較的安いです。
LEDも生産技術がどんどん上がってきているので、ただ点灯すれば良いだけのダウンライトならとても安く購入することができます。
安いからと言って品質が悪いわけでもなく、LEDダウンライトは取り付けが甘かったりすると不具合が生じたり、寿命が短くなったりします。
また、個体差もありますが、どんなに安いダウンライトでもメーカーの光源寿命を信じて購入してください。
DAIKOの照明器具は取扱説明書、本体貼付ラベル等の注意書に従った使用状態で、保証期間内に故障した場合には、購入日から3年以内に故障した場合、無償で交換することができます。


ユニークなダウンライトがある
ユニークなダウンライトは、「保安灯機能付きダウンライト」です。
停電時に、ダウンライトが約20分間、5%の明るさで自動点灯します。
値段が1個¥24,800(税抜)と少々お高めなので何個も取り付けるとものすごくコストがかかります。
災害時に20分でも明かりがあるとその間に避難の準備ができるので助かるのですが、一般住宅用向きではないかもしれません。

演色性はRa83が基準
光に照らされたものの見え方です。
太陽光(自然光)を基準として考えられています。
その理由は、太陽光は目に優しい上、服や肌などの見た目が変化しないためです。
照明は人工的に作り出すものなので、太陽光に近ければより美しく、正確な色が目に見えるので、優れているとされています。
この演色性が100に近ければ近いほど高演色で、光がより自然に、違和感なく見えます。
一般住宅ではRa85以上であれば違和感なく過ごせる数値となっているのでRa83という数字はあともう一歩だけれど、それほど違和感なく普通に物が見える数値です。
COB BASE DOWNLIGHTでコンパクトでハイパワー
ダウンライトは小さくて目立たない照明器具です。
なので、天井への穴はなるべく小さい方が良いですが、小さいダウンライトは光源が弱くなってしまします。
しかし、COB BASE DOWNLIGHTは埋め込み穴は75㎜~150㎜の大きさのダウンライトでもハイパワーのダウンライトを売り出しています。
1個体のダウンライトの光源が強くなれば、吹き抜けの天井にダウンライトを設置することもでき、ペンダントライト以外にも照明の選択肢ができます。
DAIKOの激安おすすめダウンライト
DAIKOの照明器具は店舗用のものが多いですが、一般住宅では60W相当のダウンライトがよく購入されています。
100Wバージョンもあり、色温度も電球色の2700K,温白色の3500K,昼白色の5000Kと3パターン展開しています。
激安なので調光タイプではないですが、リフォームなどで同じようなダウンライトに取り換える際は、この安さはありがたいです。
高気密の家でも設置できる仕様です。
DAIKOのダウンライトは店舗用が多いが一般住宅用でも激安で演色性もほぼ問題ない

激安のダウンライトを購入するときの注意点は値段以外に演色性です。
Raが低いと物が違った色に見えがちで、室内で写真撮影をするときも色合いが悪くなりがちです。
DAIKOのダウンライトは基準値はRa83なのでそんなに悪くない演色性です。
Ra80ぐらいになるとなんだか見にくいし、肌の色なども違って見えてくる可能性があるので買わない方が良いです。
とくに日本人の肌の色は赤みを帯びていて、LED電球は光の特性から赤みを帯びた色合いの再現度が低いので演色性の低いダウンライトはお化粧などをする洗面所などの設置は避けてください。
演色性の良いダウンライトはとくにリビングなど、家族みんなが集まって食事をするダイニングなども演色性を良くしておくとお料理がおいしそうに見え、ご飯がよりおいしく食べられます。
価格も大事ですが、価格と演色性、両方を考慮してお家にダウンライトを取り入れてみてください。

