フローリングは部屋の大部分を占めることから、見た目に与える印象が大きいです。
ほとんどのお家でフローリングは採用されており、各メーカー色んな柄、色んな加工を施し、デザイン性をより自然な木目に近づけて生産されています。
フローリングは木であるがゆえに、キズがつきやすいものですが、複合フローリングなら手入れが楽でデザイン性でも無垢材のフローリングにも劣らないものが多いのが魅力です。
家づくりの取り組み
DAIKENのハピアフロアは幅広で広々とした印象に
傷が目立ちにくく、ほどよく暗めのトーンと、黄みがかっていないグレイッシュ系の色が気に入って、こちらのカフェブラウン選択しました。
DAIKENのハピアフロア、ベーシック柄の色は他にも複数あります。
ダルブラウンも素敵な色だったのですが、暗い色は傷が目立つので、いずれつくであろう傷のことを考えると躊躇してしまいました。
似たようなトーンでティーブラウンという色がありましたが、こちらは少々黄みがかったブラウンという印象でした。
木目柄がきれいで、色の選択肢も多いので好みの印象の空間を作りやすいです。
※現在カフェブラウンは販売されてない色です。
DAIKENのハピアフロアを気に入った点
- 複合フローリングだから管理が楽
- 汚れが落ちやすい
- 幅広で木目がキレイ
複合フローリングだから管理が楽
ハピフロアベーシック柄は複合フローリングで、表面はシート化粧仕上げです。
基材(木部)の上にオレフィンっという特殊な樹脂や紙のシートを張り付けて仕上げています。
汚れやキズが付きにくい加工で、木目が印刷されているので見た目がきれいで、お手入れが楽なフローリングです。
こちらのフローリングはホットカーペットも対応しており、キャスター等の使用も可能であるとのことでした。
ワックスがけが不要で、お手入れが簡単なのが魅力です。
にもかかわらず、木目はとても綺麗に出ているので、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出できるので気に入り決定しました。
複合フローリングのメリットは全て兼ね備えていると思います。
汚れが落ちやすい
表面に加工されている複合フローリングは頑丈で汚れもつきにく無垢材のように乾燥による収縮がなく、メンテナンスも楽です。
プラスチック製品が当たった際に、その塗装が床についてしまっても、雑巾で擦れば落ちました。
幅広で木目がキレイ
一般的なフローリングに比べて幅が広めなことも好印象で、掃除が楽なこと、広々とした印象になります。
幅が狭いと、つなぎ目が多く、ゴミが溜まりやすいので、お掃除が大変になります。
ハピフロアベーシック柄は幅が303㎜で幅広につくられています。
キズはつきにくいが過信は厳禁
無垢材も素敵だったので迷いましたが、傷がつきやすく、お手入れが大変そうなことから諦めました。
床材の材質によってフローリングの耐久性は変わっていますが、ハピフロアは物を落としても、引きずってもヘコミにくいEハードベースが採用されています。
Eハードベースの複合フローリングとは
水等によるふくれが少ない特殊MDFにファルカタ、トドマツ等の植林木等を使用した合板基材を張り合わせることにより生まれた、凹みやキャスター傷にも強い、環境配慮型フロア用基材です。
「エコ基材「Eハードベース」開発技術が 「木材加工技術賞」 を受賞」より引用
EハードベースのフローリングはMDF材+合板です。
MDFとは木材のチップを接着剤で固めたもので、ち密につくられており、作りも頑丈です。
薄くスライスした木材を張り合わせたもので、表面を加工しやすい特徴があります。
シート化粧仕上げのフローリングの多くは、硬い基材の上に貼られることでヘコミにくいさを出しています。
ハピフロアもMDF材を使う事により、基材の硬さや変形のしにくさを出しつつも、表面にキズやヘコミがつきにくいよう加工された合板が張り合わされています。
しかし、どんなに頑丈なフローリングをつくろうとしても、もともとは「木」です。
実際の所は、ローテーブルからアクリルのティッシュケースを落とした際には、当たりどころが悪かったのか凹んでしまいました。
表面の加工部分がはがれてしまうような傷を作ってしまうと、目立つほか、水気や汚れがしみ込む恐れもでてきます。
無垢材と、どれほど差があるのかわかりませんが、過信しすぎるのは良くないのかもしれません。
部屋の印象はフローリングの幅や色の影響が大きい
床の色や、フローリング一枚の幅は、部屋の印象を大きく左右すると思います。
幅が狭いとつなぎ目にゴミが入る他、こまごまして部屋が狭く感じ安っぽさも感じることも多いです。
また、色も重要で白っぽい色を選択すると、部屋が広く見えると聞きますし、反対に暗い色を選択すると、狭く見えると言います。
それと同じように、ゴミの目立ち具合や、どのくらいのお手入れを想定して、フローリングのお手入れが苦にならないか、方法が簡単かどうかなど、実用性の面での検討も重要です。
フローリングの幅や色、どの様な印象の空間にしたいのかをよく考え、壁紙や建具、家具をイメージした上で決定した方が良いと思います。
毎日目にするものだからこそお気に入りを取り入れるのがコツ
床は、空間に占める割合が多く、毎日目にする物なので、気に入った見た目のものであるかも重要だと思います。
フローリングのカタログを眺めていたと気に、これだ!っというものがあったら、予算に収まるのであれば取り入れた方が良いと思います。
フローリングは1つグレードアップするだけでもコスト面が心配です。
しかし、お気に入りを家に取り入れるとそのこだわりが良い雰囲気だと感じ、安らぎの空間になります。
フローリングはリフォームをする時にしか張り替える事ができないため、10年間は選んだフローリングと過ごすことになります。
フローリングにもし不満がある分があるのなら、後悔しないように少々お金をかけてでも「お気に入り」を取り入れるべきす。
魅力的な床材は沢山ありますが、自分の生活スタイルを考えて、比較的きれいな状態を保てる現在の床材には満足しています。