無垢のフローリングには様々な樹種で作られますが、針葉樹は500種、広葉樹は20万種の樹種があります。
無垢材選びは樹種も重要ですが、その無垢材がどんな部位を使って、どんな品質管理をしているかも重要です。
産地や樹種ごとによっても触り心地などでも全く違うので、実際に手に取って確かめてみる必要は必然的にでてきます。
家づくりの取り組み
WOODONE (ウッドワン)無垢フローリング ピノアースのライト色
また工務店さんの標準仕様のものだったため選択しました。
色選びはかなり悩んで決めました。
暗い色だと白いほこりなどが目立ちますし、明るすぎる白っぽい床の色だと髪の毛などが目立つようです。
中間の色味であれば、そういったごみなどは目立ちにくく、またさまざまな家具にも合わせやすいかなと思いライト色を選びました。
選んで大正解です。
建具も同じメーカー、近似色で合わせて統一感が出て、いい感じです。
合板フローリングは、足元が冷たかったので無垢床にしてよかったです。
まだ導入したばかりなのでわからないですが、日が経つと色味も変わって味が出てくると聞くので変化がこれから楽しみです。
WOODONE (ウッドワン)無垢フローリング ピノアースの特徴
- WOODONE (ウッドワン)とは
- 床材は「ニュージーパイン材」
- 針葉樹ならではの柔らかさを重視
- 調湿性でヘコミが復活?
WOODONE (ウッドワン)ってどんな会社?
木の温もりや柔らかさにこだわり、無垢材を苗木から育て、自社で管理するなど、天然木の素材にこだわりがあり、床材そのものに力を入れている建材メーカーです。
床材は「ニュージーパイン材」
ニュージーパインは、ウッドワンオリジナルの床材で、木目がゆるやかにまっすぐと伸びた姿が美しく、ナチュラルテイストな空間によくなじみます。
その見た目から、温かみ、柔らかさ、そして、経年よる変色が楽しめる床材です。
ニュージーパインは一般的に「ラジアータパイン」っという種類に分類されます。
ホームセンターなどでよく売っているのを見かけます。
一般的なラジアータ―パインは温暖な土地に生育するため、年輪幅が広く、木肌は粗目で、大きい節が多数できます。
それゆえ、木材としての価値はあまり高くありません。
しかし、ウッドワンが手掛けるニュージーパインは幹は均一に太く成長し、節がなく木目がまっすぐに伸びた美しい無垢材がとれるように、枝を丁寧に取り除きながら多くの人の手と手間をかけて大切に育てられています。
針葉樹ならではの柔らかさを重視
ニュージーパインは針葉樹です。
針葉樹の特徴は木部に空気を含んでいるので、触り心地がさらさらしていて気持ちいいです。
天然木の調湿作用で、夏場でもらさらしているので気持ちいいです。
冬もひやっとしないです。
伸びやかな木目で見た目の良さや、肌触りの良さを追求しているウッドワンだからこそ、良質なラジアータ―パインを手に入れることに着手したのかもしれません。
調湿性でヘコミが復活⁉
無垢床は傷つきやすいですが、水を含ませた布などを上に置いてしばらく待つと傷が自然に回復します。
天然木は、周りの環境に合わせて水分を含んだり、放出したりしていますが、板を「柾目」にすることでその調湿作用を最大限に引き出しています。
なので、少しぐらいのヘコミなら木が膨張してヘコミを治してくれる効果が期待できます。
柾目とは丸太の中心部からとれる板材です。
中心部からとれるので、周りの辺材より変形が少なく、優れた調湿機能をもっているので、日本ではすし桶などに使われてきました。
木が柔らかいのがネック
木が柔らかいので傷がつきやすいのがネックです。
またクイックルワイパーなど洗剤の付着した床拭きシートは使えないのも残念です。
床拭きロボットを購入しましたが、水拭きモードが使えず、乾拭きしかできないのがもったいないところです。
床材はショールームやサンプルを取り寄せると後悔しない
打ち合わせの段階で、ちょうどコロナのはじめての緊急事態宣言と重なり、ショールーム がどこも閉まってしまいました。
そのため実物を見れずに決めたことが後悔しています。
幸運にも設置された床材が気にいるもので満足はしているのですが、やはり一度購入すると変更のききにくいポイントとはなるので実際に目で見て触り心地などはしっかり確認したほうがよいと思います。
そのためショールーム には行かれた方がよいでしょう。
ウッドワンのサンプル請求方法
ウッドワンのサンプル請求は、建材通販サイトでは有料でカットサンプルを請求できます。
ウッドワンではカタログの資料請求はHPから行っていますが、無垢材のサンプル請求は行っていません。
各営業所へのお問い合わせが必要になっています。
私はショールーム に行けなかったのでメーカーさんには無理を言ってサンプルをたくさん送っていただきました。