おしゃれにお部屋を作るためにはインテリアや小物は欠かせません。
よりおしゃれで個性的なお家づくりを求めるなら「ニッチ」というものを設置してみてはいかがでしょうか?
飾りたいものや子供に触れて欲しくないものがある時に作っておくとおしゃれで便利な壁に仕上がります。
ニッチとは
ニッチ(ニッチェともいう)とは壁の中に空間(すき間)を作ることを言います。
形も様々で、壁に穴を空けるようなものもあれば、壁の中に棚を作るような形をとられることもあります。
棚を置いたり後付けするとスペースが必要ですが、ニッチの場合、壁の中にスペースが確保できるので、空間が無駄になりません。
子供に触られたくないもの(Wi-Fiなどのモデム)や見せたくないものを収納する場合にも棚替わりとして活用できます。
壁に穴をあると構造的にどうなの?
ニッチは筋交いなど、下地がない場所に取り付けるため、かべの強度はそれほど変わらないようです。
コストがかかるので、後から作る人はいないと思いますが・・・。
ニッチは家を建てる時にしか設置できないので、まだ壁を作っていないようなら検討してみてください。(頑張れば自分でもできる。)
ニッチの特徴まとめ
- 光が取り込める
- スペースが無駄にならない
- おしゃれで個性的な空間になる
- それなりにコストがかかる
壁を突き抜けるととなりの空間の部屋や外の光を取り込むことができます。
ニッチの中に照明をつけるとライトアップされてインテリア(雑貨)が際立ちます。
大きさや形も自由に設置できるので、オリジナルな空間が出しやすいのが特徴です。
マイホームを建てるなら取り入れてみたいものですが、ニッチにはコストがそれなりにかかるのでお金に余裕がある場合に検討してみてくださいね。
階段にニッチ窓を設置
リビング階段で吹き抜けもあるので開放的な空間があるのですが、リビング階段の壁が広く殺風景なのが建てる前に気になっていました。
自然素材の白色の塗り壁だったのでちょっと寂しいのでは?と思っていました。
具体的なイメージを描きたかったのもあり、完成見学会に参加する中でニッチ窓のある家を何件か拝見しました。
ニッチ窓は陶器やお花を飾るととてもおしゃれです。
私は綺麗(掃除)好きで、ニッチ窓があると埃が溜まりそうだったので、正直あまり良い顔をしておりませんでした。
ニッチ窓を作ると多少(数万円)のコストアップになるのですが、妻の強い要望でニッチ窓を2箇所作ることにしました。
添付写真は2箇所の内の1箇所になります。
現在は温湿度計を置いたり、花瓶を置いたり、妻のお気に入りのものを置いています。
気にしていた埃が溜まる件はそれほど気になってはいません。
当然埃は溜まるのですが、掃除をするのは半年に1回くらいです。
住み始めてから空気清浄機を買ったので埃が溜まりにくくなったのも影響があるかもしれません。
添付写真のニッチ窓のちょうど下に空気清浄機を設置しているからかな?
花や花瓶、お気に入りのものを家に飾りたい方は壁に棚などを作るより、ニッチ窓を作ることをお勧めします。
ニッチはメンテナスも楽
棚を置くと棚の上にほこりが溜まってしまいがちですが、ニッチは壁にあるので、掃除も楽みたいですね。
ニッチは費用が掛かりますが、壁をきれいに飾ることができるので、ちょっと考えてみても良いのではないでしょうか?