外壁には各種色んなメーカーが出していますが、ハウスメーカーが出している外壁もあります。
セキスイハイムが出しているジオマイト外壁は重厚感があり、落ち着いたイメージの高耐久外壁材です。
タイル外壁材はメンテナンス費用がかからないけど、値段が高いのでなかなか手が出ませんよね。
メンテナンス費用があまりかからない高耐久外壁かつ、値段が抑えられて、見た目もタイルのようにしたいのならジオマイト外壁を考えてみてはどうでしょう?
家づくりの取り組み
セキスイハイムの外壁「ジオマイト」とは
2019年4月に誕生した、セキスイハイムの外壁です。
30年間は外壁塗装のメンテナンスをしなくても済むとされています。
通常であれば10年サイクルで外壁や屋根の塗り直しを行うと思いますが、30年はしなくて大丈夫なので費用の削減につながります。
Geology(地質学)+Geometry(幾何学)のGeo×Might(力強さ)=Geomight(ジオマイト)っとなっています。
どんな外壁?
- SFCボードで作られている
- 耐久性が高い
- 耐火性がある
- 防水性がある
ジオマイトは何でつくられているのかというと「セメント」です。
セキスイハイムのジオマイトはSFCボードと呼ばれ、木の繊維と特殊セメントを混ぜ合わせて圧縮した高密度な外壁です。
高密度に仕上げているため、水が入り込むすき間がなく、防水性があります。
また、耐火性能が高く、約840℃の高温にさらされても裏面は、木材の発火点( 260℃)を大幅に下回る約50℃以内に抑えてくれるそうです。
再塗装が30年間不要で、メンテナンス費用を削減
ジオマイトはセキスイハイムによると約30年に1度、外壁塗装が必要とされています。
外壁は10年に1度はメンテナンスが必要とされているので、3回分のメンテナンス費用が削減されます。
ジオマイトにもコーキングは使われているので、目地のコーキングの定期的なメンテナンスは必要です。
住んでみてもまだ1年くらいですが、汚れやなどは全然気になりませんし、日当たりがいい立地ですが、色褪せなどはありません。
もちろん外壁に傷などもありません。
ジオマイトのデメリットは選べる柄・カラーが少ないこと
ジオマイト外壁は機能面ではあまりデメリットがないのですが、柄やカラーの部分であまり種類が多くないです。
ジオマイトは2柄×8色だけとなっています。
選べる色、柄が少ないです。
また、セキスイハイムは「シフトジョイント工法」という方法でお家が作られます。
限られた土地でもリラックスできる空間(庭やテラス)を確保する工法です。
家の間取りを箱型に切り分け、ずらして組み合わせることにより、1つだった庭を2つに増やし、リラックスできる空間を家の中から色んな角度で見られるようにします。
箱型のお家だと、庭も1か所にとどまってしまいますが、このシフトジョイント工法を使うと、緑のスペースを切り分けることができます。
シフトジョイント工法で作られているお家のデメリットは、作りが同じような感じになってしまうことです。
それに加えてジオマイト外壁は色、柄が少ないです。
外壁は機能面と費用のバランスが大切
外壁はその家を守る大事な部分なので、機能面はしっかり吟味した方がいいです。
後、メンテナンスフリーっとうたっていても、メンテナンスが必要な部分は必ず出てきます。
メンテナンス費用がいつ、どのくらいかかるのかをハウスメーカーさん等に相談をして、機能面、費用面でのバランスで選ぶといいと思います。
ジオマイトは、やはりメンテナンスの回数が少ないところは魅力的です。
メンテナンス回数が少ないということは同時に耐久性も優れているということなので、満足しています。
雨風にさらされてもとてもきれいな外壁で気に入っています。