家に和室があると、リラックス空間になります。
夏は清涼感がありますし、冬はそこまで冷たくならずに素足でも歩けます。
すぐ横になっても身体は痛くないし、冷たいフローリングの洋室ばかりでは暖かさがないので、畳のある部屋が落ち着きます。
その代わり、メンテナンスがフローリングより大変で机やタンスなど重い物を置いていると凹んできますし、日焼けなどにより劣化もします。
家に和室があるとどのようなメンテナンスが必要か、畳の張替えや新調などが必要になったらどこに頼めば良いの?っという疑問を解決しながら、長く大切に使ってみてください。
家づくりの取り組み
10年経った和室の様子
その際に畳のある和室も作りました。
高齢の祖父がいるのでその祖父の部屋として1階の陽の良く入る角部屋です。
デザインはシンプルですが扉の格子部分に和紙を使ったり、天井にある木枠に彫刻を彫る細工をしたりとかなり細部にまでこだわりました。
そのおかげで家族みんなが気にいったものになりましたが、その分値段はかかりました。
10年の間に畳のメンテナンスは結構大変でしたが、満足のいく和室になりました。
畳のメンテナンスの前に畳の構造を知ろう
畳は大きく分けて3つ構造で成り立っています。
- 畳表(たたみおもて)
- 畳床(たたみどこ)
- 畳縁(たたみべり)
畳表(たたみおもて)
畳の表面をイグサなどで編んだものです。
最近はイグサ以外にも、和紙や樹脂で作られた畳表もあります。
和紙で作られた畳は、日焼けをしにくく耐久性もあります。
樹脂で作られた畳は、汚れに強く、ペットなどのひっかき傷にも強いのが特徴です。
畳床(たたみどこ)
畳表を取り付ける土台の事です。
畳床は何重にも重ねられた藁できています。
最近では、建築ボード床が使われています。
建築ボード床は、コストも安いですが、耐久性は藁より劣ります。
畳縁(たたみべり)
畳の長い辺につけられている布のことです。
畳を補強するためにつけられています。
最近では、琉球畳やユニット畳など、畳に縁がないものもあります。
畳の普段の手入れ
日頃行う掃除では、掃除機でゴミを吸うだけで十分です。
掃除機をかけるコツは、目に沿ってやさしくゆっくりとかけること。
フローリングと同じような感覚で掃除機をかけると畳表を痛める原因になります。
時々拭き掃除もする
畳には目があります。
その目の汚れを取り除くには掃除機では不十分なので、月1回は拭き掃除をすると汚れが溜まりにくいです。
拭き掃除をする時は必ず乾拭きで!
畳は水気を吸収します。
多すぎる水分は畳を痛めることになるので、基本的には乾拭きがベストです。
湿気対策やダニやカビを発生させないためにできること
畳を劣化させる一番の原因は湿気です。
湿気はダニやカビなどの発生の原因にもなります。
畳に使われている天然のイグサは呼吸をしていて、湿度が高い状態が続くと湿気をどんどん吸収します。
そのためカビが生えやすくなるので、こまめな換気が必要です。
最近の家は、高気密高断熱の家が多いので、特に湿気が溜まりやすいです。
畳の湿気が気になってきたら「畳み干し」を行うと良いです。
天気の良い日に畳を裏に向けて天日干しをします。
太陽光にあてると乾燥と除菌効果でダニやカビの予防になります。
4~5時間ほど日光浴をさせたら、はたきなどでほこりをしっかり落として取り込みます。
ちょっとめんどくさいな。
畳の交換時期やタイミング
畳はどんなに長持ちさせようとも一生モノではありません。
必ず畳の交換や張替えなどが必要になってきます。
畳替えには3種類あります。
畳替えの種類 | 内容 | 時期の目安 |
裏返し | 畳表を裏返して使う | 2年半以上経過している場合 |
畳表替え | 畳表だけ取り替える | 5年以上経過している場合 |
新畳 | 畳を新しくする | 10年以上経過している場合 |
裏返し
新しい畳を使用してから2年半以上経過し、色あせや傷、しみなどが目立つようになってきたら畳をひっくりかえして使用します。
こうすることで、また新品の畳でもう2年半ぐらい過ごすことができます。
表替え
畳の裏返しが終わったのちに、畳表替えをします。
畳表の耐久性は両面合わせてで4~5年ほどもつという事です。
畳裏返しを行ったのちに畳表替えをします。
畳表替えは畳表だけを交換し、畳床はそのまま使用します。
そうすることで、まるで新品の畳のように青々としたあ畳で過ごすことができます。
新畳
畳の表替えが済み、10年程経過すると、畳床の寿命がきます。
裏返しと表替えを駆使すれば畳を新調しなくても良いと思いがちですが、10年間も同じ畳を使っているとさすがに畳床がへこんできたりといった畳の踏み心地も悪くなってきます。
また、イグサが吸収しきれなかった水分や汚れなどが染みついているので、衛生面でも畳を新しくした方が良いです。
劣化が気になってきたら業者にメンテナンスを依頼
畳の標準的な寿命は10年です。
しかし、劣化やメンテナンス、衛生的に気にならなければそのまま使用することもできます。
寿命がきたらすぐに取り換えないといけないわけではないので、そこは自分のさじ加減でメンテナンス時期を調節してください。
畳を裏返すだけなら自分でもなんとかできるのでは?(してる人もいますが)
っと思ってしまいがちですが、畳を裏返す作業は、畳を裏返し、畳を床にしっかり固定する技術が必要です。
そうなったら、自分で何とかせず、業者に依頼する事が必要になってきます。
変に自分でいじってしまうと畳を痛めてしまう可能性もあるので、そこはプロに任せた方が安心です。
畳の裏返しなら頑張れば自分でもできますが、さすがに張替えはプロに任せましょう。
畳を新調する場合でも、畳の運搬や、畳を床に固定する作業があったり、意外と時間や労力、手間や技術も必要になってきます。
10年経つと床の状態も気になってくるところがあるので、プロの目に任せた方が家のためにもなります。
地域密着(ホームセンターなどの量販店や個人店)
近くのホームセンターや個人店など、地域密着の業者に依頼するメリットとしては、対応が早くスケジュールに余裕があるところが多いです。
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