2世帯住宅では1階と2階で親と子が住む階をきめて生活するケースが多く見られます。
階段1つで自由に行き来できる2世帯住宅ですが、そこで問題になるのはプライバシーの問題。
一緒の家に住んでいると物音なども気になります。
こういうケースでは階段にドアを1枚つけることをおすすします。
2世帯住宅に必須!階段のドア
プライバシーの保護に
我が家は、1階が親世帯、2階が子世帯の二世帯住宅です。
建設の際、もっともこだわり、譲れなかったことのひとつが「階段」でした。
1階と2階を結ぶエリアの出入口にそれぞれ設置。
また、1階の登り口、2階の出入り口にそれぞれ「鍵つきのドア」を設置して、「階段室」のような形のつくりにしました。
鍵のついたドアを通らないと行き来できない間取りのお陰で、ちょうどいい距離を保てていると思います。
ペットの脱走に
ペットを飼っているなら階段にドアは必須です。
我が家は2世帯住宅に加え、ネコも飼っています。
なので、自由に行き来できるオープン型の階段は絶対に避けなければなりませんでした。
階段にドアを取り付けたことによりネコの脱走にも有効です。
階段ドアを取り付けるときのポイント
照明はセンサーライト
我が家の場合、階段に窓なども設置していないため、ドアを閉めると真っ暗です。
昼間でも暗く照明をつける必要があります。
階段の照明器具はセンサーライトを絶対にお勧めします。
階段の幅
また、階段の横幅にも注意してください。
階段の幅をゆったりとれるお家なら120センチ以上とることをおすすめします。
現在は、2階がリビングになる間取りのお家も多いですが冷蔵庫、洗濯機等の家電製品の搬入の際に、階段が狭いと大変です。
家具を窓から搬入するとなると引っ越しの際も専門車両を手配しなければなりません。(引っ越し料金の1万円ほどアップします。)
新築で家具を新調するときにも階段を通らない家具は窓から搬入することになります。
ニトリで家具を買ったときは1度配送して、階段を通らない家具は後日、日を改めて配送されます。
別料金は取られませんが引っ越して早々家具がないと物を置く場所に困ります。
たま、少々の雨なら配送されるため、せっかく新しい家具を買ったのに、吊り上げられている間家具は濡れることに・・・。
2世帯住宅に限らず、階段の幅は狭すぎると不便だし、広すぎるとスペースの無駄なので、設計士さんと相談して決めてくださいね。