外構は自宅の顔となる部分です。
素敵な住宅が出来上がったとして、外構が味気なければそれは素敵な住宅が映えません。
逆に、見栄えがシンプルなお家でも外構がしっかりしていればとても素敵なお家になります。
ハウスメーカーや工務店で外構費は一律金額が決まっていることが多いですが、どのような内容で、何に何の費用がかかっているのか内訳が不明な場合もあります。
外構工事は家の内装より深く考えずに進めてしまいがちですが、キチンと外構工事の内容を把握しておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。
家づくりの取り組み
外構を深く考えなかった理由
我が家の外構は、それほど大きい物でなく、言うならば玄関の階段と駐車場を作るのみのシンプルな外構でした。
花壇や木なども植えるスペースもなかったので、外構もそれほど深く考えていませんでした。
なので、選んだのも玄関に使うタイルの色や柄のみで詳しい打ち合わせはしていません。
しかし、家を建てる前から外構費は、あらかじめ金額が決められていました。
金額だけが分かっていて、外構の工事内容も家を建てる会社が外構工事をするのか、外部に委託しているのか、詳しい内容が記載されていなく、外構費用が妥当なものなのかどうかも分かりませんでした。
住んで6カ月で駐車場の外構にヒビが発生
我が家は駐車場を土間コンクリートで固めているのですが、住んで1年も経っていないのに駐車場の土間コンクリートに1mほどの細長いヒビが発生しました。
ひび割れの深さは表面だけでいわゆる「ヘアークラック」というものです。
ヘアー(髪の毛)ほどのヒビの事です。
主にコンクリートなどが膨張したり収縮したりした時に発生するもので、細くて浅いヒビをさします。
ヘアークラックは構造的に影響を及ぼすものではないために、絶対に補修する必要はないと言われています。
しかし、ヒビが大きくなり、深くなってくると雨水などが入り下地にダメージを与えかねません。
また、家の見た目も損なうので、そういった場合には補修をする必要が出てきます。
早すぎない?
新築で土間コンクリートにヒビが入りやすい理由
- 外構費をケチっている(手抜き工事)
- 職人の技術不足
- 外的要因(車の重み、道路の振動、地震)
- コンクリートの膨張や収縮によるもの
外構費をケチっている
ハウスメーカーや工務店は家を建てることに関してはプロですが、外構は専門外なため、外部の下請けの会社に委託していることが多いです。
なので、詳しい打ち合わせもなく、どこの会社がどんな工事をするのかがハウスメーカーも把握していないことも多々あります。
大手のハウスメーカーは外構費が高いとよく耳にしますが、これは安心料だとも言えます。
何かトラブルがあった時に、保証が効いたり、修繕も対応してくれることが多いです。
しかし、詳細が分からず、我が家のように値段だけ決まっているような場合は注意が必要です。
なぜならば、外構は専門的な作業工事工程があり、知識も必要な事から素人には見た目では分からない工事内容です。
そのため、作業工程を省いてもフタをしておけばわからないところがあります。
当然、手抜き工事や部材をケチってしまうと土間コンクリートにヒビが入りやすいです。
土間コンクリートは正しく施工されていればヒビは発生しにくくできるものとされています。
どんな作業工程で、そんな部材を使ったのか、詳しい内訳がわらかない場合はのちのち後悔することになるかもしれません。
職人の技術不足
外構は一点ものです。
工場で大量生産されているものとは違い、現場にて職人が作業をするものです。
現場の地形や環境、その現場に合った作業工程や使用している材料やコンクリートの配合などの違いによっても仕上がりに差がでます。
現場の職人の腕にも左右されるので品質に差が出るのは致し方ないことです。
外的要因(車の重み、道路の振動、地震)
駐車場にコンクリートを敷いていると、車の重みなどでもヒビが入ります。
もちろん、駐車場に使うコンクリートには補強材が入っていることが多いですが、車の重みの他に、外的要因でコンクリートにヒビが入る原因は家の前の交通量だったり、地震などの影響もあります。
なので、家が建っている周囲の状況によってもヒビは入りやすいです。
コンクリートの膨張や収縮によるもの
コンクリートは水とセメントを混ぜ合わせて作られます。
コンクリートは柔軟性がないので、それを柱などに固定されると、ヒビ割れが発生します。
土間コンクリートは、温度の変化によって収縮や膨張をしますが、この繰り返しによってコンクリートにヒビがは入りやすいです。
コンクリートは強度はありますが、その代わり乾燥や急激な気温の変化などによって、どうしもヒビが発生しやすいものです。
作業工程や職人の腕、使う材料によってもヒビの発生に関わってくるため、完全にコンクリートにヒビを発生させないことは難しいと言われています。
なので、外構業者選びは重要です。
ヒビ割れをできるだけ発生させないような技術を持ち、きちんとした作業工程を踏んでいるのかをチェックできるのと、できないのとでは後からのトラブル時に不安を抱く事がないと思います。
新築1年以内のクラックは保証が効く?
住んで半年ぐらいでクラックが発生したので、家を建てた工務店に問い合わせして修繕してもらおうとも考えました。
しかし、ヘアークラックは様々な原因で発生するため、瑕疵保険の範囲内に入るものなのか、施工不良によるものなのか、クラックの発生がどのような理由で発生したのか、特定しにくいものでもあります。
なので、クラックが発生した原因によっては修繕を断られる場合もあります。
土間コンクリートの修繕方法は、外構業者によって手段も異なり、最初からやり直すとなると、土間コンクリートを全て剥がして修繕することになり、時間や手間もかかります。
なので、多くの場合、ひび割れ部分にコンクリートを充填し、すき間を埋めるような修繕方法がとられることが一般的です。
色々考えた結果、結局自分で修繕しました。
クラックの場合、問題となるのは見栄えのみなので、修繕するかしないかは家の持ち主の気持ち次第です。
土間コンクリートはひび割れしやすい物なので、ヒビ割れしにくい対策をきちんととっている外構業者に頼めていたのかどうかは気がかりではあります。
外構は建物のウエイトに傾きがち
まず予算を残しておくことが大事です、やりたいことが建物のほうにウェイトが圧倒的に傾きます。
気がついたら外構費がなくなっていることが多いです。
予算をかけれるなら気にしなくても良いですが、外構業者によって外構のデザインはセンスが違ってきます。
外構業者と自分の感性が合わない場合は外構業者を変えた方が良いと思います。
外構で後悔や、修繕の心配をしないためにも、ヒビ割れしにくい対策をきちんととって、その技術や知識がある業者をきちんと選ぶ事をおすすめします。
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バルコニー屋根の取り付けは専門業者に依頼しなければなりませんが、こういった業者の情報は少ないです。
迷ったら一度、見積もりを取ってやり取りをしてみて不安材料を取り除くのも良いのではないでしょうか?