窓にカーテンを設置すると、防犯的にも役立ち、プライバシーの保護にもなります。
外の温度は大半が窓からなので、熱を遮るアイテムでもあり、部屋を日差しから守ってくれ、お部屋の雰囲気づくりにも一役買います。
そんな窓のカーテンですが、大きな窓にはカーテンは設置していても「小窓」のカーテンは必要ないのでは?っと考えてカーテンを取り付けていない、または悩んでいる方。
どんなに小さな窓であってもカーテンは取り付けた方が良いです。
家づくりの取り組み
窓には重要な役割がある
窓には役割があります。
- 換気のため
- 日光を取り入れるため
窓から入る、自然光や空気の循環(換気)は、人が健康的に活動するために必要不可欠です。
建築基準法の第28条では、人が住む「住居」として建築物を建てる場合には「採光及び換気」のために窓を設置することを義務づけています。
法律で決められているぐらい大切なことですが、ただ単に窓を取り付ければ良いというわけではなく、住宅の居室には部屋の大きさ(床面積)の1/7以上の大きさの窓が必要とされています。
住宅の質を確保するためにも必要
現在の住宅は気密性の高い家が多いので、シックハウス症候群などを防ぐために空気の循環が必要です。
それに人間は明るい日光を目にするだけでそのため、24時間換気が義務づけられていますが、換気だけなら換気扇でも役割を担えることになります。
しかし、日本は湿気の多い国です。
換気扇だけでは住宅の老化を早める可能性もあり、窓の日当たりを確保すると湿気も溜まりにくく、冬でも暖かい部屋になりなります。
窓から取り入れる太陽光は大切ですが、外からの熱は大半が窓から入ってくるので、窓の大きさや数によっても、家の断熱性は変わってくるので、位置やサイズなどにも注意して窓を設置すると良い家になります。
日当たりや換気は人が住居として暮らす上で欠かせないものであり、それゆえに窓の役割は重要です。
しかし、換気だけで言えば換気扇を設置すれば問題ないのでは?っと考えがちですが、窓の一番の役割は外とのつながりです。
閉ざされた空間では息がつまり、気分もふさぎ込みがちですが、窓から見える景色や日光や風、外のつながりがあることで閉塞感が緩和されます。
小窓の主な役割
窓には日当たりや換気など、壁に囲まれた部屋の閉塞感の軽減にも役立ちます。
しかし、外からの熱は大半は窓から侵入してくるので、現代では大きな窓より、小窓を複数設置するお家も増えています。
それに窓は複数あった方が、多方面から日光や換気もできるので効率も良いです。
また、窓が小さいことで外から見えにくいのでプライバシーを保護することができます。
- 採光や換気効率のアップ
- 断熱性能のアップ
- プライバシーの保護
小窓にカーテンつける?つけない?
快適な住まいづくりのためには小窓を活用すると良い家になりますが、素人には窓の種類や位置やら選ぶのはとても難しいことです。
とりあえず、採光や換気のしやすさで小窓は設置されていることが多いですが、大変なのはその後。
小さい窓は窓の面積もそれほど大きくないことから熱の出入りも少ないのでは?っと思いがちですが、そうでもありません。
熱の出入りの大半は窓からで、小さかろうが大きかろうが熱は出入りします。
なので小窓を侮ってはなりません。
中途半端なサイズの小窓のカーテンは、いざ、カーテンをつけようと思っても既製品がないことがほとんどで悩んでしまいがちです。
突っ張り棒式の「カーテン」を取り付けるのが一番簡単
カーテンは突っ張り棒で簡単に設置できます。
サイズもピッタリサイズでなくても比較的融通が利き、取り付け方や形状によって色んな方法があるので見た目も自分好みにカスタマイズしやすいです。
カーテンを枠内に収めると、部屋への圧迫感がなく、すき間から風や光も入ってくるので閉塞感を感じにくいです。
普通のカーテンは窓枠に穴を空けてカーテンレールを設置する必要がありますが、突っ張り棒で突っ張ってカーテンを通すだけなので簡単で、大切な家に穴を空けずにすみます。
複数の小窓がありカーテンレールを設置するのが大変なので、突っ張り棒を活用してみてください。
しかも、突っ張り棒は百均でも売っているので調達しやすいし、安く済ませることができます。
ただ、断熱性はやはりすき間があまりないカーテンレールを取り付けるカーテンの方が上です。
しかし、閉塞感を感じず、見た目もおしゃれでスッキリし、目隠しとして設置するアイテムとしては最強だと思います。
ヒダの有無でも断熱性は変わる
カフェカーテンにも色んな取り付け方や、ヒダの有無でも断熱性は変わってきます。
ヒダがあった方が空気の層ができるので、断熱効果があり、窓枠内に収めるよりより、垂れ下げた方が空気の侵入を防げるので断熱効果がアップします。
FIX窓には上下突っ張り棒タイプで見た目スッキリ
上下に突っ張り棒を通すタイプのカーテンにすると窓がすっきり見えますが、窓の開け閉めがしにくくなります。
なので開け閉めする必要がないFIX窓に設置するのがおすすめです。
窓枠内にピッタリ収まると見た目も良いです。
レースカーテンで閉塞感を軽減
閉塞感が嫌い。
だけど、目隠しや直射日光が当たるのを遮りたいのならレースカーテンがおすすめ。
断熱性は普通のカーテンよりやはり劣りますが、やわらかな光が目に入り、風通しも良いです。
レースカーテンにも様々な機能が付いたものがあり、選べる選択肢も多いです。
小さい小窓はサイズが出回っていないことがほとんどなので、大きいカーテンを半分に切るなどして使用すると安く取り付けることができます。
特殊なカーテンのはリメイクしにくいので、オーダーメイドで発注した方がよいです。
日本最大級のオーダーカーテン通販専門【パーフェクトスペースカーテン館】なら5000種類以上のデザインからネットでカーテンが選べるのでイメージを確認するためにものぞいてみると良いと思います。
カーテンは目に入りやすいインテリア的な存在でもあり、見栄えが命です。
頻繁に買い替えるものではないので、ちょっとぐらい費用がかかっても良いカーテン(お気に入り)を探して買う方が後悔しません。
小窓には突っ張り棒に通すだけのカーテンは最強アイテム
小窓にカーテンを設置するか、しないかで迷っているのならか絶対に設置した方が良いです。
断熱性能もアップさせながら、プライバシーの保護もできるし、閉塞感を感じにくいです。
カーテンによっても断熱性を優先させるのか、採光をどの程度取り入れるのかによってもお家の印象は変わってきますが、カーテンの柄でも空間を彩ることができるので選ぶ楽しみがあります。
安価で簡単で、空間のイメージアップのためにもカーテンで窓をカスタマイズすると気分があがる可能性が高い、最強のアイテムだと思います。