ショールームでは、お家に使われる商品が実際に手に取って実感できます。
インターネットで見るカタログはフォトショップで加工されているのがほとんどなので、実際に手に取ったり、見て感じることは大切です。
実物で見た方がイメージも湧きやすいので、家を作る人だけでなくリフォームする時にも足を運んでみたくなるものですでよね。
ショールームはそのメーカーの商品のイメージを掴む場として、多くの人が訪れますが、ショールームでのイメージ違いもあるようです。
家づくりの取り組み
ショールームで見たイメージと色が違う!
光セラのサイディングは光触媒で外壁がきれいに保たれるという特徴があります。
なかなか外壁の掃除は業者に頼まないとできないので、長期間外観をきれいに保つことができるということを期待して採用しました。
2003年12月、株式会社クボタと松下電工(現:パナソニック)株式会社の住宅外装建材部門が事業統合を行い、外装建材をトータルにお届けする企業、クボタ松下電工外装株式会社を設立。
さらに、2010年10月からは、ケイミュー株式会社として新たなスタートを切りました。
KMEW(ケイミュー)株式会社 会社概要より
BtoB(企業が企業にものを売る)であるため、一般消費者にはあまり知られていませんが、実は採用数は業界トップクラスです。
このサイディングはパナソニックのショールームでサンプルを見て選んだのですが、イメージした色とは少し違ってました。
シルクチタンホワイトを選んだのですが、サンプルはもう少しベージュがかった色に見えました。
しかし、実際に施工してみると、思っていたより白が強い感じでした。
思ったよりも白色が強かったので、「白い家」という感じに見えます。
黒っぽい外壁もアクセントとして一緒に使っているのですが、カルナックの白色が強いため、もう少し黒い外壁を多く使った方が良かったのかもしれません。
カルナックの白色単色では単調な家に見えてしまうので、そこは失敗でした。
カルナックのシルクチタンは上品に見えるけど、白色が強い!?
凹凸のデザインは陰影ができて、立体感がでるので、外壁がよりおしゃれに美しく見えます。
ケイミューのもう少し厚みのあるサイディングの方が好みだったのですが、それは値段が高く手が出せませんでした。
凹凸あるサイディングで予算に合うものを探していたのですが、私が考えていた予算の中では比較的凹凸があって、陰影が見えるので安っぽさがないです。
上品な感じに見える点は良かったと思います。
ただ、やはり白色が強すぎるのはやや悪かった点と言えます。
外壁の色を選ぶ時の注意点
- サンプルより明るく見える
- ショールームの照明具合に気を付ける
サンプルより明るく見える
人の物の見え方の特徴として、小さい面積で見た色の明度は、大きい面積でみるとワントーン明るく見えます。
外壁に限らず、部屋のクロスにも言えることですが、置いてあるサンプルは貼る面積に対して非常に小さいです。
とくに外壁は家の中でも一番大きい部分になるので、自分の思っている色よりも明るく見えます。
そこを考えて選ぶ必要がありそうです。
ぐらいがちょうど良いって事か。
ショールームの照明具合に気を付ける
ショールームで外壁のサンプルを見る時には、ショールームの照明具合にも気を付けた方が良いと思います。
ショールームによっては雰囲気を重視するため、室内の照明を落としているところも多いです。
室内の薄暗い照明ではもうベージュっぽく見えた外壁も、実際に施工してみると真っ白な外壁でした。
【対策】屋外の自然な日光のもとでサンプルを見る
このようなイメージ違いを防ぐ方法があるとしたら、できることなら、屋外で色合いを見るべきだと思います。
部屋のクロスなら照明器具の照明具合で印象が左右されることがありますが、外壁は屋外に使用するものなので、直射日光で色味を見ることをおすすめします。