家を土地に建てる前にする地鎮祭。
我が家は工務店でお願いすると15万円かかるといわれたので、自分たちで地鎮祭をやりました。
地鎮祭ってそんなにするもんなのかと言われればそんなことはありません。
地鎮祭をする神主さんが何を用意してくれているかによりますが、私たちが準備したのは地鎮祭セットを手配しただけ。
工務店やハウスメーカーが地鎮祭を取り仕切るときはその費用が家を購入する金額に含まれていることもあるので、もしそうなら自分たちでやった方が少しだけですが、節約できます。
少しといっても我が家の場合10万円、節約できました。
家を買うお金からしたら10万円なんてびびたるものですが、10万円あれば家具や家電を買ったり色々できるので、バカにできません。
地鎮祭は必ずやらなくてはならないものではありません。
最近では時代の流れや、費用面の事もあり、この地鎮祭を行わない人も多々いのも現実です。
とくに我が家は大阪市内での新築購入のため、土地も狭く50㎡程の狭い土地だったので、地鎮祭をするか迷いました。
でも、地鎮祭は新築を建てる人の特権みたいなものなので、やる価値あると思います。
そもそも価値があるとか言っては神様に失礼な話ですが・・・。
家づくりの取り組み
地鎮祭の意味とは
- その土地に住む神様へのご挨拶
- 工事の安全と家の繁栄を願うこと
- 新築を建てる一番最初の思い出
地鎮祭の本来の目的はその土地を納めている神様を祝い、敷地を清め、工事中の安全と建物が末永くその場所に建っていられることを祝うお祝いです。
地鎮祭は当然、家を建てる人にしか経験できません。
一生に一度(お金持ちなら何度もあるのか?)のことなので、その経験をしておかないのは損だと思います。
地鎮祭をするとこれから家を建てるぞ!っという雰囲気が一気に増してきます。
マイホーム完成への最初の一歩でもあります。
マイホームの最初の思い出であり、それは家族の思い出ででもあります。
やって後悔したっということは絶対ないので、やるかやらないかで迷っているならば、絶対やるべきっと私は思います。
地鎮祭で自分でする場合
1家を建てる土地を治めている氏神様を調べる
地鎮祭を行うにはまず、その土地を治めている氏神神社を調べる必要があります。
その土地を納めている氏神様へ、神社から地鎮祭の祝詞を上げてもらうためです。
どの神社が土地を治めているのかわからない!っといった方は神社本庁に問い合わせすると教えてくれます。
2氏神神社が分かったら次は神社との打ち合わせ
家を建てる土地の氏神神社がわかったら、今度はその神社と打ち合わせをします。
具体的には【日取り・祝詞】の準備をするために必要な情報を渡すだけです。
六曜を大切にしたいという方は【 大安、先勝、友引 】などの吉日の午前中が良いとされています。
先勝(せんしょう/せんかち) | 諸事急ぐことが良いとされる日。 午前は吉、午後は凶。 |
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友引(ともびき) | 勝負の決着がつかない良くも悪くもないとされる日。 朝晩は吉、昼は凶。 |
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先負(せんぶ/せんまけ) | 午前は凶。 午後は大吉とされる日。 |
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仏滅(ぶつめつ) | 六曜の中で最も凶の日。 | ||
大安(たいあん) | 六曜の中で最も吉の日とされる。 何事においても吉、成功しないことはない日。 |
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赤口(しゃっこう/しゃっく) | 正午の前後を除いて凶日とされる日 |
※六曜吉凶と呼ばれる日付の意味合いは中国からきた時刻の占いからきているものなので、本来は地鎮祭には関係ありません。
神社との打ち合わせ
神社との打ち合わせでは祝詞をあげてもらうための準備をします。
- 施主の名前
- 施工会社の名前
- 設計事務所の名前
- 建築予定の住所
- 参加人数
3地鎮祭で準備したもの
神様へのお供えもの
自分で用意するのが手間ならお供え物セットとして地鎮祭屋が販売している事もあります。
地鎮祭屋が販売しているものはどれも割高です。
すべてスーパーで用意できるものなので、自分たちで準備した方がお得です。
- お酒 2合
- 粗塩 1合
- お水 1合
- お米 1合
- 重餅
- 海の幸(鯛)
- 乾物(昆布、剣先イカ、シイタケ)
- 葉物野菜(小松菜、レタス、ブロッコリー)
- 根菜(大根、人参、サツマイモ)
- ツルになる野菜(かぼちゃ、きゅうり、ゴーヤ)
- 果物(もも、ばなな、スイカ)
できれば旬のものを。
奇数になるように揃えるように言われました。
あまり少なすぎても神棚へお供えする時に見栄えが悪くなるので、3種類がいいです。
お祝い事の魚は鯛ですが、魚であれば鯛でなくても大丈夫と言われました。
大きさも小さいのでいいらしく1000円もしないもので十分だそうです。
スーパーなどで地鎮祭用の鯛をお願いすると1kg3000円のものを進められます。
重餅は和菓子屋で2段重ねになったものを前の日に頼みました価格は3240円でした。
総額お供え物で6000円前後というところでしょうか。
出席する人(不動産や工務店)もお供え物を準備していることが多いので、ダブらないように事前に確認しておいた方が良さそうです。
4地鎮祭セット
住む地域や神社によって用意するものが違ってくるので、確認の上、頼む必要があります。
パイプ椅子1つからでもレンタルしています。
地鎮祭セットは工務店やハウスメーカーが主導でしてくれる場合、用意してくれる場合がほとんどです。
そうでない我が家の場合、このセットはさすがに用意できないので自分たちで用意しました。
我が家はこの業者から購入しました。
25,000円から販売していて、椅子1つからでも貸し出しています。
購入レビューはまた後日書こうと思います。
5神社へのお礼
1万円から3万円が相場のようです。
のしは何度繰り返しても良いお祝い事やお礼なので、「紅白蝶結び」でお包みしました。
新築を建てるとなると決めなければならないことがたくさんです。
その中で地鎮祭まで自分たちでやるとなると不動産や工務店や神社とのやりとりで四苦八苦。
でも、それもマイホームのだいご味?でもありますよね?