一条工務店は気密性と断熱性が業界No.1で有名ですが、一条工務店の外壁、「ハイドロテクトタイル」ってどうなの?っと検索した人はのぞいてみてください。
外壁にタイルを選ぶ時の注意点は、凸凹感。
一条工務店は凹凸感が少し少なめの外壁で、種類も少ないです。
なので、デザイン性では少し劣りますが、他のハウスメーカーより価格が大分安めに設定されています。(キャンペーンしている時もあり。)
外壁にタイルを選びたいけど、デザインより初期費用を抑えたいって人におすすめの外壁です。
家づくりの取り組み
一条工務店のハイドロテクトタイルの外観
一条工務店の「ハイドロテクトタイル」とは光触媒のタイル外壁
TOTOの独自の「ハイドロテクト」っという光触媒技術を利用した一条工務店オリジナルのタイル外壁です。
光を当てることで表面についた汚れを分解し、水の膜を形成させることで汚れが付着しにくくした、培養作用のある技術です。
- チリ、ほこりの吸着を水の膜で防ぐ
- 大気汚染物質(油汚れ)を分解し、吸着を防ぐ
- 表面の汚れを雨で洗い流す
- 抗菌、抗ウイルス作用、防臭効果がある
ハイドロテクトは自然の力だけで汚れを落とし、大気汚染物質を分解するので、環境浄化に貢献している塗料です。
セルフクリーニングでメンテナンスフリー
光触媒技術を使った外壁にはサイディングにもありますが、決め手となったのがほぼメンテナンスがフリーであったことです。
自然の力で汚れが落ちるので、お金もかからず、普段のメンテナンスが楽です。
ほぼメンテナンスがフリーですが、汚れが全くつかないわけではないので、どうしても落ちない汚れは、水をかけて洗い流したり、ふき取ったりします。
ハイドロテクトタイルの特徴は他のメーカーにもあるようなものですが、光触媒で外壁についた汚れが勝手に落ちる仕様です。
紫外線によって汚れが分解され、雨で汚れが流れてくれる機能です。
焼き付け製法で塗料が落ちることがない
ハイドロテクトは光触媒で外壁についた汚れが勝手に落ちる仕様になっていて、紫外線によって汚れが分解され、雨で汚れが流れてくれる機能です。
塗料だと経年劣化で、再塗布する必要がありますが、一条工務店のハイドロテクトタイルはタイル外壁を作る時に塗料を焼き付けているので、剥がれる心配がありません。
なので、耐用年数はタイルと同じです。
光触媒の注意点
ハイドロテクトに限らず、光触媒は紫外線が当たると汚れが分解されるので、紫外線があたらないとその効果を十分に発揮できないという欠点があります。
雨が当たらない軒下や窓枠の下など、日光が十分に当たらない場合など、隣の家との距離が近い場合にも、十分な力が発揮できない可能性があるので注意してください。
タイル外壁の主な特徴
一条工務店は耐久性の高いタイル外壁に「ハイドロテクト」を組み合わせることで、高耐久でランニングコストを抑えた外壁を実現しています。
- 汚れに強い
- 変色に強い
- 劣化に強い
- 傷に強い
- 火、熱に強い
- 水、寒さに強い
- 張替えコスト(ランニングコスト)がかからない
耐気候性がある
タイルは自然素材を高熱で焼き固めたものなので、火や熱に強く、雨風にさらされても劣化しにくく、色あせしにくいのが特徴です。
耐気候性があるので、酸性雨などのダメージなども受けにくいです。
石のように固いのでキズが付きにくく高度があります。
一条の「ハイドロテクトタイル」は吸水率3.0%以下なので、雨がしみ込みこまず、防水性が高いです。
水に強いので、カビが生えるといった心配もありません。
張替えのコスト(ランニングコスト)がかからない
このことから他の外壁と違って耐用年数が長いのがタイル外壁の特徴です。
耐用年数は、30年~40年と言われていています。
決め手となったのは光触媒の機能と、なんと言っても30年後の張り替えや目地のメンテナンス費用が約70万(※)ほどで済むところです。
普通ならサイディング等の張り替えは10年ごとに100万ほどかかります。(※)
これは破格のランニングコストです。
(※)一条工務店の試算
一条工務店の「ハイドロテクトタイル」のデメリット
- 外観が同じに見える
- つなぎ目付近のタイルが割れやすい
外観が同じに見える
ハイドロテクトタイルのデメリットは5色ほどのカラー展開しかなく、選択肢が限られてしまい、他との差別化があまり出来ないところです。
家が同じような外観に見えてしまうことがデメリットだと思います。
一条工務店で家を建てるプランによっては標準仕様に含まれずに、オプション扱いとなってしまうので、それもマイナス点だと思います。(アイ・スマート、アイ・キューブはオプション)
つなぎ目が割れやすい
一条工務店のハイドロテクトタイルは工場でタイルをつなぎ合わせ、パネル上にします。
そのパネルを現場で組み立てて、接合するので目地にシーリングが必要です。(ココにメンテナンス費用がかかります。)
また排気口など、複雑な構造部分には手作業でタイルを貼り付けますが、この接合部分のタイルが割れやすいです。
タイル外壁は、揺れや振動などの家の動きに追従性がなく、タイルを接合する張り方や接着剤によってはタイルにヒビが入りやすいです。
一条工務店のハイドロテクトタイルに限らず、タイル外壁全般に言えることですが、タイルの割れが気になるのなら、張り方や接着剤に工夫が必要になってきます。
一条工務店のハイドロテクトタイルは1坪1万円が目安
タイル外壁は初期費用が高いです。
初期費用が抑えられる分ランニングコストがかからないのがメリットです。
一条工務店のハイドロテクトタイルは自社グループの工場が製造しているため、大体、1坪1万円前後とリーズナブルな価格で提供しています。
他メーカーのタイル外壁と比べると価格差はおよそ2倍程度と考えてください。
外壁選びでネックなのは初期費用を投資できるかどうかも関わってきます。
外壁はお家の顔なので、デザインも大事ですが、初期費用や耐久性やメンテナンス、そしていつか張り替えが必要になります。
張り替えをさぼってしまうと、家自体の構造体に影響が出てしまうので張替え不要のタイル外壁の魅力にひかれたら一条工務店のハイドロテクトタイルはどうでしょうか?
まれに、お得なキャンペーンをやっている時もあるので、タイル外壁を考えている人はHPをのぞいてみてから考えてみてください。
タイミングが合えばお得になるかもしれませんよ。
家を建てるき、そしてリフォームにも力を入れているので、HPをチェックしてみてくださいね。