家を買うと何かと必要になる土地、建物の登記事項証明書。
マイホームを購入すると住宅ローン控除やすまいの給付金で確認書類として提出を求めらる書類です。
このような公的な書類は登記所の窓口に赴かないと交付請求ができないようなイメージを持ってしまいがちですが、インターネットから交付請求できます。
法務局は自宅にいながら土地や建物の登記事項証明書をインターネットから請求できる登記・供託オンライン申請システムを提供しています。
請求された証明書は郵送受け取り可能です。
また、事前に請求しておくことで登記所や法務局照明サービスセンターで受け取る際に待ち時間が少なくて済みます。
インターネットから手続きができるのは何かと便利ですが、インターネットだからと言って24時間受け付けているわけではないので注意が必要です。
家づくりの取り組み
登記・供託オンラインシステムとは
登記・供託オンライン申請システムは,申請・請求をインターネット又はLGWAN・政府共通ネットワークを利用して行うシステムです。
登記・供託オンライン申請システムは,平成23年2月14日から,法務省オンライン申請システムとは別のシステムとして運用を開始しました。
登記・供託オンライン申請システムを利用することにより,登記所等の窓口に出向くことなく,自宅やオフィスなどからインターネット又はLGWAN・政府共通ネットワークによる申請・請求や電子公文書の取得が可能となります。
なお,書面の提出又は郵送による申請・請求も,従来どおり窓口で受け付けています。
オンライン請求のメリット
- インターネットから交付請求できる
- 待ち時間がない・短縮
- 郵送可
- 窓口よりも交付手数料が安い
手数料の違い
窓口請求 | 600円 | ||
---|---|---|---|
オンライン請求 | 500円 | ||
オンライン請求後窓口受取 | 480円 |
わざわざ法務局に出向かなくても請求できるオンラインシステムは大変便利です。
手数料も100円安くなります。
料金の納付方法
- インターネットバンキングから納付
- Pay-easyに対応したATMで納付
インターネットバンキングを持っていない方はATMでの納付がおすすめです。
Pay-easyを利用するのに必要な物は、オンライン請求手続き後に付与される、納付番号と登録した電話番号です。
それをATMに打ち込むだけ。
初めて利用する時は不安になるかもしれませんが、控えの紙もATMから出てくるので安心して利用してみてくださいね。
オンライン請求システムの利用時間に注意
インターネットだからといって24時間、請求を受け付けているわけではありません。
利用時間平日8時30分から午後9時まで
※(国民の祝日・休日,12月29日から1月3日までの年末年始を除く。)
注意点は平日しか利用できず、利用時間も限られていることです。
利用時間が過ぎてしまうと登録・観覧すらできないので注意してください。
申請の受付時間
登記の申請の受付時間は,8時30分から17時15分までです。
17時15分を過ぎて申請情報が登記・供託オンライン申請システムに送信された場合は,申請情報を送信した日の翌日(翌業務日)に受付がされます。
登記・供託オンラインシステムに登録するために必要な情報
- 申請者ID
- パスワード
- 氏名
- 氏名(フリガナ)
- 郵便番号
- 住所
- 連絡先・電話番号
- メールアドレス
- パスワードを忘れた場合に使われるキーワード(質問)
- パスワードを忘れた場合に使われるキーワード(答え)
これらを登録するとオンライン登録できます。
請求書の作成
登記・供託オンラインシステムにログイン後、請求書を作成してください。
- オンラインで物件検索
- 物件情報を直接入力
オンラインで物件を検索し、欲しい登記事項証明書の土地や建物の情報を請求できます。
また、家を買うとかならず、登記謄本が手元にあると思うので、記載されている不動産登録番号を入力する方法でも良いです。
注意 登記事項の表示はできない
注意して欲しいことはこの登記・供託オンライン申請システムは登記事項を表示してくれないことです。
登記事項の内容を事前に知りたい人、不安な人は登記情報提供システムを利用するとオンライン上で登記事項を確認することができます。
登記事項を確認する手数料は324円です。
こちらはインターネットから表示ができるだけで郵送などで登記事項証明書を取り寄せることはできないので注意してください。
ってことにならないように注意してくださいね。