
自分だけのスペースを確保しようと思っても簡易なものでは集中力が削がれ、使い勝手やい心地に不満が出てきます。
どうせ作るなら最高に居心地の良い空間を作ってみませんか?
木に囲まれた生活は居心地も良く、高級感があり、最高に見栄えも良く友達にも自慢で、モチベーションの維持にも役立ちます。
小さいけれど一角に、自分のお城を築くことも可能です。
木を使ったワークスペースは種類は少ないですが、逆に言うと木の良さを感じたいなら以下の3つの商品の中から選べばよいはずです。


家づくりの流れ
企業・個人問わずにワークブースを設置する人は増えている

ワークブースとは仕事をするために作られた個室で、リモート会議や作業に集中しやすい環境が整っている場所のことです。
オフィスなどのビジネス利用でのワークブース利用者も増えていますが、自宅にこういった省スペースで設置できる小部屋としても導入する人は増えています。
ワークブースは小さいので、省スペースで入ればどこでも設置可能で、小さな小部屋が手に入ります。
間取りに余裕がなくてもプライベートな空間が作れるので、企業、個人問わず購入されています。
- リモート会議用の部屋
- 作業部屋
- 自分の部屋
- 子供部屋
- 学習部屋
- 趣味の部屋
ワークブースには、パーティションで簡易的に囲った「オープン型」や、天井だけがオープンになっている「セミクローズ型」、天井も付いている「クローズ型」があります。
ワークブースの種類
- オープン型
- セミオープン型
- クローズ型
オープン型
簡易的な視界を遮るパーテンションなどを設置して空間を区切るワークブースです。
価格が安めなものが多く、手軽に設置できますが、プライベート空間とはなりにくく、雑音などが気になり集中して作業を行うには難しいところがあります。
セミオープン型
天井がオープンとなっているので閉塞感を感じにくく、室内の空調を利用できるワークブースです。
視界が遮られるので集中したスペースとなりやすいです。
防音までとはいきませんが、ある程度の音は遮断してくれます。
クローズ型
箱型のワークブースですべてが壁で覆われているので防音性が高くプライバシーが一番守られます。
密室されているので、室内の空調には頼れず、換気ファンのの設置が必要で、建物の構造や地域によっては消防法により感知器やスプリンクラーヘッド、放送設備のスピーカーといった設備設置を設置しなければならない場合もあります。
設備の完備が必須なので設置が必須なので価格も高めです。
木のワークスブースが作業部屋に最高に良い効果をもたらす10個の理由

- リモート会議での背景が見栄えが良い
- プライベートな空間を確保しやすい
- 木の心地よさや温かみでリラックスで集中力が増す
- 抗菌や防カビ、抗ウイルス処理が不要
- 換気ファン不要で室内の環境を自然に調節
- 室内の環境を自然に調節してくれる
- 不快な音をまろやかにする吸音性がある
- SDGsの観点から環境保護になる
- アレンジ可能で補修・修繕可能
- 木でできた憧れの部屋が手に入る
リモート会議で背景が見栄えが良い
仕事でもそうですが、最近では子供もオンライン授業・学習のためにパソコンを使った授業をする機会も増えました。
職場や学校でリモート会議で自宅を映す場合、背景が散らかっていては恥ずかしい思いをします。
白無地の背景は無難ですが、一味違った雰囲気が出せ、リモート会議をする度に背景を調整する必要もなく、誤って人が映り込む心配もありません。
プライベートな空間を維持しやすい
自分の部屋を作る時、後付けで仕切りなどを使って部屋を作ることもできます。
実際そうする人が多いのですが、ただ仕切っただけだとプライベートな空間だとは言えず、周りの音や、視線が絶対に気になります。
共有スペースを仕切っただけだと作業の中断もしにくいです。
作業に集中できないスペースは作っても意味がないので、集中できない要素をあらかじめ取り除いておけます。
木の心地よさや温かみでリラックスでき集中力が増す
木の香りには人をリラックスさせる効果があり、見た目にも温かみがあり、集中力が増します。
しかも、木は経年で深みのある表情へと変化し、使い続ける楽しみがあります。
狭くて同じ空間に閉じこもっていると閉塞感や飽きを感じますが、木製だとそれを感じにくく、居心地が良いと思える空間を作りやすいです。
子供部屋にも最適
木製の勉強机や椅子が選ばれるように、木でできたスペースは子供部屋にも最適です。
抗菌や防カビ、抗ウイルス処理が不要
個室でも半個室でも室内の清潔度が気になりますが、木はインフルエンザウイルスをはじめとするウイルス感染症に対して一定の抑制効果があることが確認されています。
使い方次第では授乳室やおむつ替え部屋としても利用できる
子育て世代には必需品の授乳やおむつ替え作業。
部屋にいるのが家族でも来客者でも、授乳は人目が気になることもあり、おむつ替えでは臭いも気になります。
木のにおいに含まれるフィットンチットっといわれる成分には除菌・消臭作用があるので、人目も遮れて、臭い対策にもなります。
木は室内を清潔に保ちやすく、使い方次第では授乳室やおむつ替えスペースとしても利用できます。
換気ファン不要で室内の環境を自然に調節
木は伐られてからも呼吸をしていて、水分の吸収・放出をしています。
箱型スペースだと空調が効きにくくなりがちですが、木には調湿作用があり、箱の中のスペースを自然に快適な環境に整えてくれます。
リビングやキッチン周りに設置しても熱気を調節してくれます。
強化段ボールなどの箱型スペースだと湿気や熱気対策で年中換気ファンを回しておかなくれはならないため、電気代もかかるし、音も気になります。
木は不快な音をまろやかにする吸音性がある
木は人が不快に感じる高音域や低音域を吸収してくれます。
防音とまでとはいきませんが、程よい吸音効果があり、外の音を和らげてくれます。
SDGsの観点から環境保護になる
経済発展だけに取り組むのではなく、環境や社会が抱える問題にバランスよく取り組み、それらを世界共通の目標として定め、解決を目指すものです。
日本の森林は林業の衰退から、木が伐られず手入れがなされないために環境問題や自然破壊が進んでいます。
木を使った箱型ワークスペースは木を大量に使いますが、ある程度成長した樹木は酸素より二酸化炭素の排出量が多くなるため、木を使うことで地球温暖化防止になります。
また、天然木でなくても小さい木を集めて作られる集成材を活用することでリサイクル効果もあります。
アレンジ可能で補修・修繕可能
材料が木なので、フックや棚、扉には鍵も取り付けることができます。
外観も塗装次第で容易に変えることができ、自分好みにカスタマイズしやすいです。
今は作業スペースで使っていても将来は子供部屋にしたり、物置としても使い道が色々あります。
使い方にもよりますが、木製箱型スペースは耐久性が約10年です。
しかし、材質が木なので、もし、木に痛みが生じたとしてもDIYで補修・修繕可能です。
この世で1つかない空間になる
木目は1つとして同じものはありません。
見た目のおしゃれさは抜群でデザイン性が良く、格好良い空間になります。
住むなら、木に囲まれた生活をしてみたいと思ったことはありませんか?
持ち家ならばそれもしようと思えばできますが、マンションや賃貸では無理な話です。
しかし、木の箱型スペースならば自分の周りだけでも木で囲まれた生活ができるので憧れが手に入ります。


木製箱型ワークスペースの3選とスペックの比較表
商品名 | WOOBO | 箱の間 | MOKU CUBE |
---|---|---|---|
木材 | 国産杉100% | 国産杉集成材 | 国産杉板 |
サイズ (mm) | W1,050 D1,330 H1,830 | W1,777 D755 H1,620 | W1,300 D1,000 H2,000 |
電気設備 | 照明 コンセント | なし | コンセント 換気ファン 照明 |
扉 | スライドドア | なし | 開き戸 |
拡張(オプション) | あり | なし | あり |
納期 | 約1か月前後 | 約2か月前後 | 要問合せ |
販売エリア | 全国 | 首都圏、関西圏の三菱地所ホームの施行エリア。 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県 |
組立費 | ¥27,500 | 不明 | 都度見積もり |
送料(税込み) | ¥38,500~ | 不明 | 都度見積もり |
価格(税込み) | ¥495,000 | ¥682,000~ | ¥495,000 |
KIJINのオール天然木ワークブース「WOOBO」
家具と空間のベストマッチを目指し、永く人と共に生きれる木材に特化したオーダーメイド家具屋であるKIJINの「WOOBO」です。
オーダーメイド家具屋ならではの素材選びで「木」を使った、人にやさしい温もりのある木製箱型スペースです。
素材は国産杉100%で素材も厳選されているので、木の恩恵を一番受けることができます。

WOOBOのメリット

約0.6畳(W1050×D1330×H1830)とドアが付属していますがスライドドアなので省スペースです。
ドアがあるので個室状態を作りやすく、プライベートな空間を作りやすいです。
電源設備完備で3つの照明(ダウンライト・デスクライト・フットライト)が付属しているので電気工事不要です。
天井にはダウンライトが付いており、部屋の中が暗くなる心配もありません。
特にこだわりはリモート会議での映り具合で照明デザイナーと提携して考案されています。
また、オプションも融通きくので、整備のグレードアップが可能です。
送料と組立費を足しても総額\560,500円からと一番リーズナブルで、複数個購入すると割引もあります。
WOOBOのデメリット
天然木を使用のため、木目を選ぶことができません。
また、長く使うには木部の定期的なメンテナンスが必要です。(希望すればオプションで塗装可)
「WOOBO」は重量100kg前後と一度設置してしまうと移動が難しいです。
納品に1か月前後かかり、すぐに欲しいと思っても商品の到着まで時間がかかります。
また、現地組み立てで組立費が別途必要です。
三菱地所の部屋の中の小部屋「箱の間」

三菱地所株式会社と三菱地所レジデンス株式会社が企画した部屋の中の小屋「箱の間」です。
材料は、国産の杉材を主に使っています。
「箱の間」には2タイプあります。


囲いで特別感のある雰囲気を作れる「PLAN-α」
箱のスペースと机がセットになっています。
囲まれたスペースを色々カスタマイズでき、リビングの上を使っている場合の臨時スペースや子供の遊ぶスペースの確保などにも活用できます。
落ち着いて集中できる半個室「PLAN-β」
プライベート空間を維持したい半個室タイプです。
中の様子を見られたくない場合、壁側に寄せて視界を遮ることでプライベートな空間となります。
扉はありませんが、視界に入るものがないため、集中できるスペースが確保できます。
「箱の間」メリット
杉材は無垢材ではなく集成材でを使っているため、木材の収縮・膨張が少なく、木材として安定しています。
サイズは約1畳ほどと少し大きめで縦長なので、複数個購入して仕切りの代わりにすることもできます。
机と仕切りが両方手に入るので一石二鳥です。
「箱の間」デメリット
「箱の間」は集成材のため、天然木の良さが半減します。
また、2タイプありますが、どちらも扉がないため、少し気が散りやすく、完璧にはプライベートな空間とはなりにくいです。
天井があるので室内の照明が入らず、そのままでは使いにくいかもしれません。
また、電源設備がないため自宅から引っ張ってくる必要があります。
リビング学習やちょっとした趣味のスーペースには最適ですが、販売・施工エリアが限られているので誰でも気軽に買えるわけではありません。
MOKULABOの木のぬくもり「MOKU CUBE」

木のぬくもりを感じられる木製個室WEB会議ブースで、主に杉板材でできています。
木製品がある暮らしを広め、楽しく豊かなライフスタイルを得られるように、木質空間や木製品を創出しているブランドです。


「MOKU CLUB」のメリット
「MOKU CUBE」は天井まで囲われ、内装には吸音材が張られているので、防音性が高いです。
内装材は希望すれば杉材に変更することもできます。
照明器具やコンセントもあり、換気扇も設置されているので密閉された空間でも快適です。
本体の重さが120㎏ありますが、底部にキャスターが取り付けられているので移動が可能です。
「MOKU CLUB」のデメリット
扉が付いていますが、開き戸のため扉を開けるスペースが必要です。
また扉が中が少し見えるように樹脂パネル使用となっていて、天然木の良さを感じにくいです。
「MOKU CUBE」は室内が密閉されているのでお住まいの地域によっては建築条件により消防法の事前確認が必要です。
販売エリアも限られていて、買うにも送料や設置料など事前のお問い合わせが必須になっています。
価格は本体のみの価格で送料・設置費用が別途必要です。
※参考価格※ 東京都23区内の設置参考価格691,900円(税込、送料、設置費用込)
木製の箱型ワークスペースのデメリット

- 水気に弱い
- 重い
- 耐久性はメンテナンス次第
- 価格が高い


水気に弱い
木は水を吸い込み蓄えるので水気に弱いです。
なので、水気のあるものを置かないようにするか、あらかじめワックスで保護しておく必要があります。
本体が重い
木は比重の軽い杉の木を使っていますが、それでも全体の重量が重いです。
約100㎏前後するので、移動させるには2~3人で安全に動かすか、一部をばらして移動させる必要があります。
置きっぱなしにすると隙間にゴミが入り込んでお掃除が大変になるので、通気性を良くするためにも底上げはしといた方が良いと思います。
重量があるので、地震が来てもちょっとやそっとでは転倒の心配はありませんが、地震対策に壁や天井に固定すると安心です。
耐久性はメンテナンス次第
通常の使い方なら10年は持つといわれる木のボックスですが、木が汚れを吸い込むため、定期的に木部のメンテナンスは必要です。
汚れが付いたらすぐに取りのぞいたり、机の部分は汚れ防止のためにワックスを塗装するなどの対策が必要です。
天然木を相手にしているということを忘れずに、木部の保護やメンテナンスをしっかりやれば経年とともに深みが増し、愛着も増します。
価格が高い
素材に木を使うものは値段が高いです。
今回は本体価格が抑えられているもので素材が自然の良さを感じらえるものを見比べましたが、木を感じられる木製ブースの中では安めな方です。
他のメーカーのものは200万円以上するので、費用を考えるとこの中から選ぶしかありません。
3つの中で設置しやすい(手に入りやすい)のはKIJINの「WOOBO」
何より天然木100%で天然木の恩恵を存分に受けながら作業ができます。
本体以外にかかる費用も明確に表示していて、全国に販売しているので手に入りやすいです。
また、スライドドアが付属するので個室状態を作りやすく、省スペースです。
電源設備もあるのでコードが邪魔にならず、木の良さが一番感じられ、しかも一番安い木のワークスペースは今のところKIJIN「WOOBO」だけです。
可能性は無限!大人仕様の木の箱型スペースはワクワクが止まらない
こういったものを作業スペースは作ったは良いが、いつまでも使い続けるとは限りません。
木製箱型ボックスであれば、不要になれば物置部屋にもできるし、移動も可能なので使い道が多いです。
リビングや寝室、マンションの中でも持ち家でないと難しかった個室スペースを簡単に手に入れることができます。
簡易的なもので済ますか、本気な作業スペースを手に入れるかで迷った時にこの記事を参考にしてみてください。
木の良い匂いに囲まれながら部屋の一角を自分の部屋にできる木の箱型スペースは、一度買ってしまえばその機能が半永久的に続くので、自分だけの秘密基地を作った気分にもなります。
木製ワークブースはお値段は高く、1つ200万円以上します。
ですが、上記の3つは本体価格が抑えられていて、複数個欲しい場合でも手が出しやすいです。
そして何よりも見栄えが最高です。
簡易なものだと作業に集中できなかったり、閉塞感で結局小部屋にいるのがストレスになる場合もあるので、良いものを長く使うことでコスパ重視になるのではないでしょうか?

